振り返る足跡には明快な答えはない
信じた道は遥か 遠くに霞んでゆく
ただ立ち尽くす日々はまるで蜃気楼
消えてゆく灯り
ぶり返す風邪のように繰り返す愚かな罪
ぼんやり滲む空にぽっかり空いた心
今 坂道の途中 浮かぶ白昼夢
滴落ち消える幻なのか
負うべき傷も負わずにどこまで行けるのかな
何を残せるかな
遠くで街はいくつもの未来を受け入れている
独りうずくまる
存在を証明してくれ 存在を証明してくれ あぁ…
まだ眠れずに窓に射した朝日さえ
漠然と続く今日も夢のまた夢
負うべき傷も負わずにどこまで行けるのかな
誰に届くのかな
鳴り止まぬ街の音色 いつかの俺の鼓動
遠く響いてる
負うべき傷も負わずに孤独な痛みさえも
分かることもなくて
いつかはこんな想いも越えてゆけたら
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