前を向きなよ 振り返ってちゃ 上手く歩けない
遠ざかる君に 手を振るのがやっとで

声に出したら 引き止めそうさ 心で呟く
“僕は僕の夢へと 君は君の夢を”

あたりまえの温もり 失くして 初めて気づく
寂しさ 噛み締めて 歩みだす勇気 抱いて

溢れだす涙が 君を遮るまえに
せめて笑顔で“またいつか”
傷つけ合っては 何度も許し合えたこと
代わりなき僕らの証になるだろう

“我侭だ”って貶されたって 願い続けてよ
その声は届くから 君が君でいれば

僕がもしも 夢に 敗れて 諦めたなら
遠くで叱ってよ あの時のようにね

君の指差すその未来に 希望があるはずさ
誰にも決められはしないよ
一人で抱え込んで 生きる意味を問うときは
そっと思い出して あの日の僕らを

“またね”って言葉の儚さ 叶わない約束
いくつ交わしても慣れない
なのに追憶の破片を 敷き詰めたノートに
君の居ないページは無い

溢れだす涙 拭う頃 君はもう見えない
想う言葉は“ありがとう”
傷つけ合っては 何度も笑い合えたこと
絆を胸に秘め 僕も歩き出す

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