失ったものが 何かもわからず
しゃがみ込み探してたら
またひとつ落ちた

ぎりぎりで切り抜ける日々 鞭打って
何よりもそう 敗北を恐れ

ハチの巣をつついた
野球帽を風に預けて逃げた
遠い日の花火は 心で揺れたまま

あの日から僕ら 何処へ向かってきた
あの頃の夢の 何処をさすらう
あてのない旅 繰り返すデイズ
汚れたままじゃ 今はもう笑えない

ひとひらの希望と
慰めあつめて不確かな夜を耐え
また朝を待つ

泣き濡れてしまえば きっと楽だろう…
もがく様を舐めあえば いいんだろう…

降り注ぐ雪のベール
足跡の数を誇らしげに綴った
絵日記の結末は 今じゃない

あの頃僕らは 足りないものだらけで
ほころびのシューズが勲章だった
果てしない未来 破れた地図
憧れを乗せた列車に 手を振ってた

遠い日の花火は 心で揺れたまま

あの日から僕ら 何処へ向かってきた
あの頃の夢の 何処をさすらう
あてのない旅 繰り返すデイズ
最後のページに これから何を描く

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