Kagrra,/京

闇に散りけり…

Kagrra,


word: 一志 music: Kagrra

『京』収録

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  • 陰と陽とが激しく閲ぐ 夜の挟間に迷い出る
    魑魅魍魎も頸を垂れる 諍いの焔が燃える
    呪詛を架けたる式を操る 白と黒とが睨み合う
    言霊は呑み込まれたままに
    退くか退かぬか 火花を散らして
    刃を交す
    天と地とが震える程に 鍔競りの響きを発てる
    神も鬼も眼を背ければ 現世は闇に散りけり
    朱の色の羂索で絡めた 妖しの者を従えて
    戻り橋へと歩みを速めほくそ笑む弐陣の疾風よ
    天と地とが震える程に 鍔競りの響きを発てる
    神も鬼も眼を背ければ 現世は闇に散りけり
    あさましきは背後の闇よ 薄嗤い浮かべた暗よ
    操られし木偶の傀儡は 孰れとも判らざりけり

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