メガマソ/BLESS

機械化人マディソンの友達

メガマソ


word: 涼平 music: 涼平

『BLESS』収録

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  • 木で出来ている小箱を大事そうにさすっているマディソンに、声をかけられないよ。
    何かに打ち込んでいるように見える、このタイミングは失礼だろうからねえ。


    本当はただマディソンと仲良くできないだけ、それはもう感覚で悟っている。


    脳を焦がす、奇声。(もうやめてほしいんだ、外で会うたびに。)


    美しく叫んだ、ワンピースの下にざざむしのような悪意が。
    彼自身ではなく周りのざざむしが、よってたかって機械化するね。


    本当はもうマディソンに自分がなってるだけ、それはもはや幾年月になろうか。


    胸を詰める、奇行。(事実自分が思うことの他、表現の場ではこの言葉が重要なのだ)


    美しく叫んだ、ワンピースの下にざざむしのような嬌声。
    彼自身ではなく周りのざざむしめ、よってたかって機械化を。

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