sads/SAD BLOOD ROCK‘N'ROLL

憂鬱という名の夢

sads


word: 清春 music: SADS

『SAD BLOOD ROCK‘N'ROLL』収録

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  • 人の目を無視して 髪を赤く染めた
    鏡に映ったのは 17の僕の夢
    あこがれのロックスターに なりたいだけだった
    時間はかかるけど なれると信じてた

    何も知らずに歌ってた
    自分に聞かせるように ただ

    それなりに大人びて チャンスをつかめた
    見違えた俺の顔は 覚えられ広まった
    一息で十年が 過ぎ去った後には
    分厚い壁に出逢う 前ぶれも感じてた

    数えきれない
    景色を見た
    なりたかったようになれた ただ

    かなえた夢は 姿も なく
    優しいくらい遠くて
    心地よすぎて 錯覚した
    手にした夢は 憂鬱さ

    全てを知って 歌ってた
    誰かに聞かせるように なぜ
    でもあと一度 僕に戻れ
    遠回りするけれど いいさ

    自由になった 嫌われ者
    悲しいくらい 純粋で
    かなえた夢が 言ってたのは
    楽しめるから 憂鬱を

    それだけさ

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