今年の夏も私の鬱を酷くさせるばかりのいつもと変わらない夏でした。
思い出せない程の遠い記憶には、ほんの少しの生きる希望があった。
夏のあの人、浴衣姿の私。
そうね、もう戻れない事は知っているのよ。
死んでしまえばいいと思った日から何度も過ごした長袖の夏。
生きていたいと小さな胸が空っぽのまま泣いています。
夏の終りの薄暗い公園で、儚く燃えて尽きる花火が羨ましかった。
死んでしまえばいいと思った日から何度も過ごした長袖の夏。
生きていたいと小さな胸が空っぽのまま泣き崩れました。
忘れる事ができるのならば、いっそ生きる事まで忘れてしまいたい。
終りにしたい、終りにしたい…。
もう夏なんて来なくていい。
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葵へのコメント
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