戦火を間逃れたこの場所を
星降りの丘と親しんで
亡き父母、友を弔い密やかに
慎ましやかに鎮魂歌 歌う。
陽炎の揺らぎ、篝火の向こう。
閉ざされた瞼、
―そこに何を思う?
カミサマなんているかしら?
不意に君が尋ねるから
言葉を濁した、僕。
俯き陰る横顔が、
若草色のブラウスが、
-赤く染まる前に。
行く先は告げず、
華奢な手を引いた。
…物憂げ、溜息濁した君も
素敵だけどね。
妖精銀のロケットは空を仰ぐ
争う事も憎しみすらも
振り切って高く、高く。
僕らの街が赤く光って夜に融けた。
下弦の月のブランコを揺らして。
―君の笑顔を燃料に変え、
涙を星屑に変えて。―
星々の隙間を縫って
か黒い雲を引き裂く様に
月球儀とブリキで出来た猫も連れて行こう。
妖精銀のロケットは夜空に成る。
目隠しのまま、君が笑って
あとどれくらいかと問う。
丸窓の向こうがエーテルで満たされたら
いつしか痛み、泡になって消えた。
―君の笑顔を燃料に変え、
涙、星屑に変えて。―
変えて、
換えて、
代えて。
歌詞リンクURL ⇒
※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
上空8000ft-少年は天国へ届くのか-へのコメント
まだコメントはありません
amber gris 歌詞一覧を見る
『上空8000ft-少年は天国へ届くのか-』 収録楽曲一覧を見る
amber gris アルバム一覧を見る
歌詞リクエスト・歌詞やアーティストへの要望
amber gris
アーティスト情報一覧を見る
amber gris
アーティスト情報一覧を見る
アーティスト情報一覧を見る
ROCK LYRICをフォローする!
フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。