酸素吸ってたまに気分は上の空
味気ないって言っちゃって呼吸は止められない
感じ合うのさ それは痛い
ビルの地平線またぐ太陽の影

気が散る位に 眩しい空さ
咳き込む位に 乾いた街の中
喜びに触れたくて人の波
夢から覚めてしまっても夢の続き

素に戻ってたまに気分は上の空
思い切って言っちゃって呼吸は止められない
気配消すのさ それが移動
慣れてゆくのさ 揺れる吊革の様に

気を抜いてちゃダメさ ここは渚
満ち引きする潮の流れは速いから
安らぎに触れたくて人の波
夢から覚めてしまっても夢の息継ぎ

知らない間に 高波に
呑まれ ふやけ 目覚めて 貝殻

窒息する前に一ついいかい?
拗ねてしまう前に一つ聞いてくれないかい
喜びに触れたいだけの事さ
夢から冷めてしまっても夢の息継ぎ


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