物憂げなこの想いを哀しみと名付けて
誰より僕はまったくの一人みたいだ

退屈に身を委ねて夢だけを見ている

どこか遠くでゆっくりと明日が始まってゆく

空が流れている 流れ流れてゆく

今日がほら淋しそうに風に舞ってた

並んで飾っている奇麗な幸せは

いつか誰にでもやってくるのかな

絶え間なく終る日々に サイレンが聴こえる

やがて世界はゆっくりと冷めていくのだろう

笑って忘れてた小さな孤独は

いつか音もなく蒼く膨らんでく

許されないことだと思っても

僕はいつも未来を憶ってた

あの空を烈しく燃やすような涙を流しても


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