前髪カーテンから 覗いた溺れる魚
銀色い瞳なびかせて 漂いがはじく

騙すことはできないから
流れるだけの時間さえも
灰色い瞳 馴染まぬように
吐息を押し殺して

頼りなく透明な道の上
間違いだらけでいい
うねり波打つイメージのままに

ネジを巻き箱の中 宝石と眠る魚
真っ白い砂のカバーまで
抱きしめ旅に出よう

駆け抜ける 手探りで今
苛立つ日々嘆いて
伏せる自分に手を振る時

銀色い月 背にした
巡り会える様
リフレイン 咲き誇る唄
枯れないように

果てしなく透明な未知の上
間違いだらけでいい
自由に引けるイメージのままに
駆け抜けて 今までも何度
失望と手を繋いでたんだ
手放す時を知って 人は生きてる


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