忘れることなんてできるはずないよ
忘れ方を知らないから
あなたとの写真を捨てても まだすべて思い出せるの

1人で数える記念日
この部屋の中 時計の音だけが 時間を刻む
「あの日に戻れたらもっと大切にできるのに」
…そんなわがままばかり。

去年の今ごろは 夜空の下でプレゼントを渡した
そのあとに誓ってくれた言葉 うわべではなかったはず

1人で数える記念日
消さないでいてほしい 確かに感じた幸せだけは
私の名前を呼ぶ声・つないだ手のぬくもりが
恋しくてどうしようもない

でも本当は、前に進めないこんな今が大嫌いで
あきらめなければいけないって分かってる

1人で数える記念日
最後にするよ
あなたの幸せ願えるように、
いつかもし街で会えたら また笑いあえるように
思い出は忘れない

「ありがとう」ってきっと伝えたい
あなたがいたから“こんなにも誰かを想えるんだ”って
初めて知ることができたの
まだ泣けてしまうけれど少し強くなるから


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