君の全ては知らなくて 僕の全ても知らないだろう?
その方がまた明日が 楽しみな気がするんだ
今この目に映る景色に 君のマボロシを落とし込んだ
街は色を変え始めて 始まりを教えてくれる
たまに香る風は 少し懐かしくて
さっき手を振ったばかりの後ろ姿に 意味も無く会いたくなる
何かが始まるとき カウントダウンも 一緒に始まってるのだろう
そんな当たり前のことを 嘆くくらいなら
少しでも一秒でも 笑ってたいな
君の全ては知らなくて 僕の全ても知らないだろう?
まだまだ未完成な 二人のカタチ それでも
もう少しこのままで良いかな 未完成なままでも良いよな
その方がまた明日が 楽しみな気がするんだ
ありふれたこのやりとりも 君がたまに見せる悲しい目も
最後には消えんなら 何も知らなけりゃ良かったかな
そんな風に思ってた僕も 君の前で
泣くことが出来るようになったんだよ
始まりの合図は些細なことで よくある日々の一欠片で
君と出逢って僕は どんな“普通”でさえも
“特別”になり得ると思えたんだ
君が歩んで来た道と 僕が歩んで来た道が
偶然混じってさ 一つの道になったから
君の今までを教えてよ 僕の今までも話すから
小さな奇跡が また一つ生まれた
もしも君に出逢わなければ 僕の世界に君はいなくて
きっとそれに気付くことも無いまま 別の世界で生きてたろう
君の全ては知らなくて 僕の全ても知らないだろう?
まだまだ未完成な 二人のカタチ それでも
もう少しこのままで良いかな 未完成なままでも良いよな
その方がまた明日が 楽しみな気がするんだ
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