どちらからともなく握りあう手に
信じたことさえもない運命が降りて
めくるめくような熱い接吻
二人は夜に溶けていた
君と僕とは天使にみつめられた
誰かを傷つけずに愛しあえるのなら
こんなにも苦しくならない
季節を戻せたなら何もいらない

傍を離れないさ夕暮れも朝日も
触れあう肩が美しく見せると
君がつぶやくいっそこのまま
連れて行きたい
思わず強く抱きしめる
君と僕とは星をかかえていた
何度でも気が済むまで
愛しあえるのなら
こんなにもせつなくさせない

夜明けが近づく度
別れが来ても愛は離さないで
もう僕はすべて閉じ込めよう
風の中僕は君に頬を寄せる
永遠に絶え間もなく愛しあえるのなら
もう決してせつなくさせない
心が咽び泣いて震えていても
君を離さないさ
何度でも気が済むまで
愛しあえるのなら
こんなにもせつなくさせない
夜明けが近づく度
別れが来ても
愛は離さないで


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