白い雨の朝 眠りの狭間
遠い想い出が 近付いた
いない誰かの名前を 呼んでいたんだ
それが心の僕だと 気は付いた
時間は待ってなどくれない
分かっていた言葉
黒い影も僕も消え入りそうな 孤独
深い闇夜に忘れていた
直ぐ目の前の 戯言をサバいた
不自然な程に ひたむきな気持だった
何も変わってなどいない

愚かな自分も
許されるのなら そうさ
許されなくても
僕の残ったまんまの想い
伝えたいと願う
もう一度だけ 一度だけ

燃える路上を裸足で歩く
只のバカげたマネなのに
善いか悪いか そんなことじゃなくて
今は悔やんでる それだけが大きくて
痛みは一瞬だと 最後には謂うけど
できることなら たとえ
できないことでも 僕が持てたすべてで
君を奪いたいと願う

戻れる訳なんてないし
僕がこの手で壊した
なのに 溢れているんだ
止められないでいるんだ
もう一度だけ 一度だけ
一度っきりでいいから
もう一度だけ 一度だけ


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