段々と白んでいく空
夜の散り際
曖昧で危うい恋を占うみたいさ
だから
真昼に見える星座を
捜そう
現実がボクらを隠す前に
行くよ
流れる星よ キミに届け
この切なさを乗せて
近くにボクがいないときも
キミを抱き締めたいから
あの蒼い月をきっと見ている
そう願うふたりの距離は
たぶん
なくなるんだ
宵闇に紛れたまんま
不安が募った
会いたいって気持ちを
ずっと
並べてみるんだ
88個が決まっている
星座だとしても
この胸に煌めいたものは
確か
流れる星よ キミに届け
この愛しさを乗せて
近くに誰がいたとしても
ボクを感じて欲しいから
輝く月の光よりも速く
キミの傍へ
すぐ
行けるから
賽は投げられた
もう引き返せないボクら
疾走りだす風よ 運んでいけ
ボクらを宇宙の先へ
昨日も今日も明日もないくらいに
ひとつになろう
息を吸うたびに
ボクらだけの物語を記そう
ただ
ひとつしかない
疾走りだす風よ
流れる星よ
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