赤い夕陽に 塗りつぶされて
あの日 小さな 俺はここにいた
あいつにだけは 謝るものかと
くやし涙を投げた河

あの頃はあいつ ことあるたびに
たてつく俺が きっと淋しくて
それでも許せる ふりをするなんて
できずにぶつかりあった心

コンクリートの堤防の他は
何も変わって いないみたいで
まるでなんだか あいつがどこがで
俺を見ているようさ

※Ohhh
ここで生まれた 河より低い町で
Ohhh
俺が生まれた その時あいつ
はしゃいだらしい※

誰よりきっと 憎んでいただろう
あいつにすべてを 取り上げられて
罵る声に ただ唾を吐き
戻れない橋を渡った俺

あれから何度か 書いた手紙は
多分読まれはしなかっただろう
頼ったことなど一度もないけど
誉められたはずもない

(※くり返し)

最後の言葉も 何も残さず
誰も呼ばずに 独りで逝ったと
知らされた俺が ここに来たのを
喜んでくれるかい

(※くり返し)


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