レンズのない眼鏡で
僕を見つけてくれた
キミの瞳に僕が映る
飛べないカゲロウ

季節のないベランダで
生まれるおとぎ話
風は歌い木々は踊る
主役のキミに喝采

眠れない夜は何度も
どれくらいの愛情かを
尋ねるけど
言葉にすると何故か
芝居みたいだ

愛しいキミよ
好きだよ 誰より
美しいキミよ
好きだったよ

二人だけの呼び名に
照れていたのも忘れて
過ぎ行く日々 光と影
白い冬の足音

漂うキミの空気を
身にまとって
寝そべってる日常は
それまで知らなかった
温もりさ

愛しいキミよ
好きだよ 誰より
美しいキミよ
好きだったよ さよなら

こぼれた涙はまだ
乾かないで彷徨ってる
いつか降る雨
僕らの愛はきっと
綺麗だった

愛しいキミよ
好きだよ 誰より
美しいキミよ
好きだったよ さよなら

愛しいキミよ
好きだよ 誰より
美しいキミの全て
好きだったよ さよなら


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