消えた世界に 一つだけ 残された
消えない願いを もう一度 叫ぶのさ
二度と戻らない ちっぽけな 幸せは
今も心を 締め付けて 離さないだろう

霞む世界で 探していた
永遠(とわ)に色づく 証明を

どんな哀しみさえも 傷も癒せるのだろう
眩いほどに 咲いた 枯れない花
たとえ存在を失くし 倒れてしまったとしても
在り続けるさ きっと その記憶の果てまで 共鳴を 共鳴を…

零れ落ちていく 幸せは 儚くて
零れないように 指先で なぞるのさ
いつか描いた 永遠さえ 触れられず
震える声で 求めては 静かに哭(な)いた

淡く煌めく 楽園(エデン)のよう
そこに在るのは 幻か…?

何度も繰り返してた あの日の旋律 ずっと
この胸の奥 焦がす 哀しい花
探し続けてたのは まだ誰も見たことない
刹那に消えた 小さな 密やかに咲いた 夢いつまでも いつまでも…

崩れそうな すぐ 触れられそうな 空
忘れたくて まだ 失くせないまま
雫溢れそうな 瞳(め)で 見つめていた
ただ 君を 君を ずっと…

どんな哀しみさえも 傷も癒せるのだろう
眩いほどに 咲いた 枯れない花
たとえ存在を失くし 倒れてしまったとしても
在り続けるさ きっと その記憶の果てまで 共鳴を 共鳴を…

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