この鍵を フロントに預けたら
プライドの気が済むまで
あの日から逃げていよう
フライトの時間まで
暗い日をもてあますの
12月の空の色

ただ足を棒にして
ひとりきり 歩いてくの
空欄を埋めるように
木枯らしの冷たさに
飛び込んだカフェテリアの
加湿器の息は白

行き場のないメロディーが

もの想えば追えば
声にならない言葉が
「フォーエバー」
舵をとれば船は
波にたゆたう花びらのなか

フロントを後にして
フライトの時間まで
旅行記を終わらせる
飛行機がくる前に

行き場のないメロディーが

心に蓋をすれば それは
とるに足らない事柄
そういえば
旅はエンデバーディスカバー
辿り着くヴァスコ・ダ・ガマ
「ボン・ボヤージュ」

光るコードバンのかばん
肩に食い込む重みを背負えば
たとえば冬場
風にかじかむ手のひらのまま

 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   充分未来へのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴