Zemeth/MONOCHROME BLOOD

慟哭の果てに咲いた華

Zemeth


word: JUNYA music: JUNYA

『MONOCHROME BLOOD』収録

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  • 悠久の彼方に見えた 終焉のベクトルは
    夕闇に溢れ出す 血と涙嗚咽と共に消え
    振り返る者全て 怪訝な顔で嘆く
    溝に嵌って抜け出せない 虚無の妄想よ

    街中明かりの下人塵虫
    蔑む瞳が襲う
    闇で犯され失った
    心蝕む記憶

    過去に縛られ自分で動けない
    手足切り落とされた様
    毒牙にかけた貴方に捧ぐ
    消えてしまえば 嗚呼

    此の手の孤独達が悲しみを嘆いている
    血飛沫を上げながら 血肉と成り果てる
    もどかしい此の心
    無垢な少女は悪魔と化し 心行く まで叫び消した
    見つけて微笑んだ 追いかけ振り下ろす
    静寂を切り裂く

    幼い頃親に捨てられ 私は死を想う
    激情に駆られていた 逃げついた先はまた地獄で
    毒に溺れ 藻掻き苦しむ日々が続き
    朽ち果てた私此の身 もう戻れない日常

    本当は戻りたいけど戻れない
    罪に汚れた"私"は
    "慟哭の果てに咲いた花"
    美しく散る定め

    運命の歯車は常に動き
    散るまで止まらぬ悲劇
    悲観の末に見つけた言葉
    「私が散ればいいの?」

    此の刃が私を貫けば楽になれるのかな
    そうしたらもう二度と戻れないのかな
    鮮血は光となって私を包みあやす
    もう考える事も無い眠り静寂が訪れる

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