くすぐったい風はこぶ
あのバス EAST 70
ぼくらは いつもの席
イヤホン分けあってた

窓の外の景色
なんとなくずっと
続くような気がしてた

サマー・デイ
どんな 未来かなんてさ
わかんないままで
刺さった あの一つの シャウト
おなじ 気持ち
きみは 知ってたんでしょう
ねぇ、友だち

とけそうな星 抱く
グラウンドの空の下
ひんやりしたフェンスに
もたれ いつまでも 話してた

なにも 起こらなくて
でも なんだってさ
笑えたあの日々は 遠く

サマー・デイ
今も 本当のことなんて
わかんないままさ
走っては転ぶ日々に
胸をノックする
宝もの どこかで
思い出して きみも またゆけるから

くすぐったい風はこぶ
あのバス EAST 70
ぼくらのいない窓際
もうすぐ 夏が来る


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