深い闇溺れていく
夜はまた心まで蝕むのに
埋もれていく真実を模る嘘
夜がまた心まで殺すのに
生きているというだけで懲りない望み
逃れても消せるはずのない絆が記憶を支配していく
一秒で消せるはずのこの命を何故奪えずにいるの?
絞めつけたあなたの
血が絶えず幾度も犯していく
春めく如月の頃
薄紅梅の咲く肌寒い夜は
私が私を求める
愛せない汚れたままの体が許さない様に咎めるから
あなたを忘れられない心を
壊したい、壊せない
-業-
絞めつけたあなたの
血が絶えず幾度も犯していく
春めく如月の頃
薄紅梅の咲く肌寒い夜は
あなたの…優しくて温かなその腕の中そっと
私を消して
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