2017-05-18

LINDBERG川添智久がプロデュースのガールズバンドRagnaRock、LINDBERGと同じ渋谷TAKE OFF 7を舞台に初フライト!!

 何時も彼女たちは、夢に向かう強い意志を熱く語りかけてくる。LINDBERGの川添智久が、4人に出会ったときに感じた情熱。その姿は、過去の自分自身の…いや、LINDBERGとして活動を始めたばかりの頃の自分たちの姿に似ていた。RagnaRockに「LINDBERGの再来」と期待を覚えたことから、川添智久は自らプロデュースを決意。ともに、6月7日に発売する1st.EP『RagnaRock Ⅰ』を作りあげた。
同時にRagnaRockは、本格的なライブ活動へ向けての準備も行ってきた。その初フライトとなる日が、5月16日(火)に行った渋谷TAKE OFF 7でのライブだった。
渋谷TAKE OFF 7は、LINDBERGが初めてライブを行った場所。まさに、LINDBERGの魂を継承するRagnaRockに相応しい始まりの地。この日彼女たちは、1st.EP『RagnaRock Ⅰ』へ収録した楽曲をすべて演奏してくれた。


RagnaRock、テイクオフ!!

軽快に鳴り響くMaNaのドラムビート。弾む演奏へ唸るように絡む、なこのベース。蟻-aRI-のギターか爽やかなフレーズを奏でると同時に、ヴォーカルのMO@NAが、光を集めるように晴れた声を上げた。RagnaRockのライブは、気持ちを心地好く弾ませる『せーの!』からスタート。ワクワクとした気持ちが沸き上がる。まだまだ粗削りな演奏だ。でも、その中からは楽しもうという意気込みが伝わってきた。拳を振り上げ歌うMO@NAに導かれ、拳を上げる人たちもいたように、彼女たちの「はしゃごうよ」という気持ちはしっかりフロアーにも伝わっていた。
勢い良く駆ける蟻-aRI-のギターが炸裂。MO@NAが観客たちを煽りだす。タイトなビートの上で熱を持って『ARRIVE』が走り出した。気持ちの奥から沸き上がる情熱をMO@NAは歌へぶつけてゆく。舞台上の4人はがむしゃらだ。笑顔を浮かべながらも、今の自分たちのベストをぶつけようと歌声や演奏に想いを託していた。まだまだ拙い部分を、彼女たちは熱意に変えぶつけてゆく。緊張しているかと思っていたが、ギターソロ時に満面の笑顔で弾いてた蟻-aRI-を、笑顔でコーラスしてゆく3人の姿を見て、しっかり楽しんでいる感が伝わる。

 「むちゃくちゃ楽しいっすね」、最初にメンバーから漏れたのが、その言葉だった。

眩しい光を心へ注ぐように『太陽のように』が流れだした。90年代ロックな香りも抱いたストレートな歌謡ロックナンバーだ。 言葉のひと言ひと言を届けようと、握った掌に力を込めMO@NAは歌いかけてゆく。自分たちの未来図を指し示すように、RagnaRockは自分たちの意志を詰め込んだ歌を力の限り届けてきた。気持ちが熱を帯びるごと、MO@NAの歌声に強い意志が漲ってゆく。裸の歌声は、触れた人たちに前へ進む勇気を与えていった。演奏後に起き大きな拍手が、それを物語っていた。
続いて披露したのが、LINDBERGの川添智久提供ナンバー。「RagnaRockを代表する1曲」と語るように、『TAKE OFF』は往年のLINDBERGを彷彿させる情熱的でアッパーなビートロックナンバー。歌声や演奏が熱を帯びるたびに、音の翼を羽ばたかせ大空へ駆け上がってゆく。触れた瞬間からドキドキとワクワクが止まらなかった。3人のコーラスも、MO@NAの力強く真っ直ぐな歌声へ寄り添い、一緒に歌へ翼を与えていた。今のRagnaRockの姿にピッタリの前向き青春ナンバーだ。間奏ではメンバーどうしが絡みあう場面も。「歌うよ、ここから」「自由にありのままに」、その言葉通り、RagnaRockはここからテイクオフしてゆく。その宣言にも見えていた。
蟻-aRI-のストロークするギターの音が響きだす。ラストも、RagnaRockの意志を示すように軽快なビートロックナンバー『Go My Way』を届けてくれた。自分たちの意志や決意をMO@NAは情熱的なメロディに乗せ熱く熱く歌いかけてきた。歌声に触れている間、身体中から沸き上がる高揚を覚えずにいれなかった。何時しか彼女たちと一緒に、「夢を描いて」いきたいと願っていた。RagnaRockと一緒に目の前に広がった未来図を征服するためにフライトしたい気持ちになっていた。

RagnaRockは、これからライブという経験の場を重ねてゆく。正直、まだまだ成長過程だ。だからこそ、彼女たちがどう大きく育ってゆくのかを身近で見てみたい。最後に、ライブ後の4人が語ったコメントを記そう。


メンバーから熱いコメントが…。

――ライブを終えての、今の気持ちを聞かせてください。
なこ 最初は緊張しまくって超ヤバかったんですけど。みんなとアイコンタクトを取ったら、みんなが笑顔で返してくれたし、初めてのライブがすごく楽しくて良かったです。
MO@NA マジで楽しかったです。思わず「楽しい!!」って叫んじゃいました。それに舞台に立てばみんながいるから安心感もあるし、やっぱバンドっていいですね。思いきり感情を込めて歌ったので、それが伝わっていたら嬉しいです。
MaNa すっごく緊張してたのにステージに立ったらすっごい楽しくなっちゃって、演奏してて最高に気持ち良かったです。「みんな大好き!!」と思いながら叩いてました。
蟻-aRI- 第一声は、「ただ楽しかった」です。みんながいたからぜんぜん緊張はしなかったです。見ててくれてる人たちがノッてくれてたから安心感もありました。
――この日が初ステージ。6月7日には、1st.EP『RagnaRock Ⅰ』も発売します。
MO@NA メイン曲の『TAKE OFF』はLINDBERGの川添智久さんに作っていただいた楽曲なんですが。この曲には川添さん自身もコーラスで入ってくれているように、そこが聞きどころです。
MaNa 全体的にも楽しくアゲアゲな曲が多いから、聴いててテンション上がってくれたらいいなと思います。
MO@NA RagnaRockの歌は、どれも共感出来る歌詞ばかり。夢を追いかけてる4人らしい内容ばかりだから、歌ってて気持ちが熱くなります。
――RagnaRockのライブを楽しむうえでのポイントは?
MO@NA 聴いて楽しく、観て楽しく、一緒に歌って踊れるところです。コーラスもいっぱい入れてるように一緒に唄える歌がRagnaRockは多いから、ライブでもみんなに歌って欲しいです。
蟻-aRI- 気持ちが凹んだときに触れるとめっちゃテンションの上がるブチ上げなライブをやってるので、ぜひ一緒にライブではしゃぎましょう!!

PHOTO : 牛島康介
TEXT : 長澤智典

-セットリスト―
『せーの!』
『ARRIVE』
『太陽のように』
『TAKE OFF』
『Go My Way』

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【川添智久(LINDBERG)プロフィール】
89 年、LINDBERG のベーシストとしてデビュー。「BELIEVE IN LOVE」「LITTLE WING」「恋をしようよ Yeah! Yeah!」等、ビッグヒット・CM タイアップを数多く作曲。また活動中にソロデビューも果たし解散後は、Ai+BAND に参加し多数のタイアップ楽曲提供並びに、ライブ活動を行なう。 2014 年、ついに再始動した『LINDBERG』で活動の傍ら、米倉千尋・Toshi Nagai らと新バンド『Strangler Figs』結成。 更なる可能性を求め、多数アーティストとのコラボレーションにも取り組んでいる。******************************************

<ディスク情報>
RagnaRock 
1st EP『RagnaRock I』

発売日:2017年6月7日(水)
通常盤【CD】
品番:UMCT-0267
価格:1,500(税別)
発売元:株式会社ユニオンミュージックジャパン
販売元:タワーレコード株式会社
【CD収録曲】
1. TAKE OFF
2. せーの!
3. 太陽のように
4. Go My Way
5. ARRIVE

<イベント情報>
・ 5月27日(土)15:00〜
「KERAフェス2017」ライブ出演
東京:WOMBLIVE

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《YouTube動画》 1st EP『TAKE OFF』告知動画 

《RagnaRock公式Twitter》
https://mobile.twitter.com/ragnarock_ue
《ユニオンミュージックジャパン公式サイト》
http://www.union-mj.jp
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