2017-11-17
社会ノ窓、TSUTAYA O-WESTでワンマンを実施。1月にアルバムを発売。
11月で結成5周年を迎えた"エンタメ系ポップスユニット"の社会ノ窓が、11月13日(月)にTSUTAYA O-WESTを舞台に「社会ノ窓 5th Anniversary One Man Live~Mr.Compliance Man~」と題したワンマン公演を行った。
開演4分前、スクリーンには時を刻むデジタル時計が映し出された。時間を刻む数字がカウントダウンしてゆく中、小出翼とぴよしによる、まるで「おそ松さん」のようなまったりとした声の芝居が流れ出す。やがて、デジタル時計が0を示すと同時に幕が開いた。
社会ノ窓のライブは、アンニュイな空気が漂う『Mr.Compliance Man』からスタート。シュールな香りとゆったりとした音楽性を醸しながら、2人は場内に盛り上がりたい空気を漂わせ始めた。まったりしながらも、サビではラテンな香りに刺激を受け騒いでいたように、観客たちも不思議なノリに嬉しく巻き込まれていた。
ライブは、キラキラと弾けたパーティEDMチューンの『はじめてノはじまり』から、一気に光を集め駆けだした。赤と黄色のサイリウムが揺れるフロアー。2人の煽りに触発され、はしゃぐ観客たち。そう、ここからが社会ノ窓の魅力を発揮したカラフルでコミカルなライブの本格的な幕開けだ。
輝きを放ちながら、演奏は一気にスパーク。気持ちをウキウキ弾ませる楽曲の上で、2人は満面の笑顔を浮かべ、華やかなメロディーのシャワーを注いでゆく。『いちについて』、なんてキラキラとした嬉しいときめきを届ける歌だろう。見ているこちらまで笑顔になってしまうのも納得だ。
とつぜん抱き合いながらくるくると舞台上をまわる2人。シンフォニック歌謡EMD曲『危ないファスナー』に合わせ、2人は往年の歌謡曲のような香りを振りまき、ファンたちを眩しく魅了してゆく。昭和歌謡シンガーのオマージュめいた歌とステージングにクスッとする場面も。コミカルなトークとシニカルさを交えた音楽性で、2人は見てる人たちの心のツボを押していった。
小出翼の「オ×ン×ン」のMCに、場内からピーッ音の変わりに響いた笛の音。そんな砕けた雰囲気から色を塗り変えるように、メロウでハートフルな『september』を2人は披露。「君に逢いたい」切ない恋心を社会ノ窓は、想いを告白するように歌う。その優しさと愛しさに、フロアーの人たちの視線も恋したようにグッと惹かれていた…。
続いて披露したのは、結成時の3人グループ時代によく歌っていた楽曲。それをこの日のためにリアレンジ。『diary』は切なさが旋律の中から零れ落ちる哀切な歌謡バラード。2人は、愛しい人へ想いを届けるように歌をリレー。サビでは歌声を重ね合わせてゆく。
優しく歌の翼を広げ、2人は美しいハーモニーを響かせ『フェアリーテイル』を歌いだした。なんてロマンチックな冬を彩るラブソングなの?!。心を笑顔で泣かせてゆくピュアな恋心を描いた歌を通し、互いの心の距離がグッと縮まった。こんなロマンチックな気分なら、ずっとずっと抱きしめ続けていたい。
小出翼がアコギを手に演奏、胸に秘めた想いを愛しい人へ届けるよう、ロマンチックに『冬の夜』を披露。好きで好きでたまらない、そんな愛しい想いが触れた人たちの心を歌の両手でギュッと抱きしめていた。ピアノの旋律の上でアコギを爪弾きながら『君時雨』を唄う小出翼。大好きな人への気持ちを、思い入れたっぷりに小出翼は歌いかける。ぴよしは小出翼の歌へ優しく声を寄り添え、愛しい恋心へ薄く歌の紅を差していった。
小出翼のアカペラから幕を開けたのが、『君へ』。小出翼の弾くアコギの音色に乗せ、2人は真っ直ぐな想いを詰め込んだ歌声を魅力に、「君」へ向けた心模様を込み上がる感情のまま届けてきた。シンプルだからこそ、2人の心の揺れがより生々しく響く。その感情的な2人の歌声の重なりへずっとずっと触れていたかった。
新衣装に着替えた2人、ライブの後半戦は『楽屋に来ないか!?』からスタート。ウキウキと身体を弾ませるワッショイナンバーを通し、社会ノ窓はふたたび場内へ熱を上げ始めた。「おっぱい揺らして」と卑猥な言葉で煽る小出翼。その横でぴよしは、ニヒルな笑顔を振りまく王子様キャラへ徹してゆく。
情熱スパニッシュ歌謡EDMナンバー『別垢で愛してる』を通し、2人は歌謡ムードを描き出す。往年の歌謡浪漫な香りを振りまく面も魅力だ。和心とスパニッシュな香りをミックスした無国籍歌謡EDM曲『ホテルの光』を通し、野生味あふれる情熱的な恋模様を、社会ノ窓はコカミルに歌へ投影。さりげなく楽しく皮肉るその世界こそ、ブラックジョークが似合う社会ノ窓らしさ?
「後半は溜まってたあれを出そう」(小出翼)「後半はずっと笑っててください」(ぴよし)の声から、社会ノ窓のライブは弾む歌謡ナンバー『黄昏ジッパー』へ。沸き上がる情熱。もっともっと身体を火照らせたい。そんな欲望を、2人は理性の箍を壊した歌とステージングを通し煽り続ける。螺子の外れた、その盛り上がりが心地いい。
会場中の人たちと一緒に作り上げた「ティー、シュッシュー」の掛け声。出来立てのポップコーンのように、社会ノ窓は『ティッシュの約束』を通しファンたちのはしゃぎたい気持ちをキュンキュン弾ませた。 サビへ向かい熱の上がる場内。途中、2人がティッシュをばらまく場面も。そのはちゃめちゃな楽しさが最高じゃないか。
場内に生まれたハッピーな香りをもっともっとカラフルに染め上げようと、ポップなパーティチューン『君が世』を社会ノ窓はプレゼント。ぴよしの動きに合わせタオルを振れば、手にした赤と黄色のサイリウムをクルクル振りまわし、2人と一緒に熱狂したい気持ちを観客たちはガンガン熱色に染めていった。2人の「逢いたいよ」の声を全身で受け止めるファンたち。もっともっと…もっともっと弾け飛んでいたい。この楽しいパーティに心の底まで思いきり浸っていたい。
「もうこんな時間だね、そろそろ帰らないとね」「帰りたくなーい!!」、最後は、メンバーやファンたちの気持ちを投影した、キラキラ輝くロマンチックなパーティチューン『帰りたくない』だ。互いに作り上げた楽しい笑顔を失くしたくない。メンバーもファンたちも、この楽しい時間をずっとずっと続くようにと願いながら大きく手を振り続けていた。場内から飛び出した、絶叫にも似た「帰りたくない!!」コール。手を振っている間はずーっと笑顔でいれる。その時間が、とてもとても愛おしい。
ここで三つの重大発表が。一つ目は、2018年2月下旬、ぴよしの生誕祭「ぴよし吉川の生まれてきたりなんかしてごめんなさい」の開催。二つ目は、2018年1月に社会ノ窓の最新アルバムの発売が決定の告知。そして三つ目が、新作アルバムを引っさげてのツアーに加え、12月某日に池袋RED-ZONEを舞台にマネージャーくじめさんの生誕祭の開催を発表。
アンコールでは、アイドル曲に毛の生えた?新曲の『それな♡』を披露。「うりゃおい」やMIXが飛び交うハイパースピードポップチューンを、2人はステップを踏みながら熱唱。ファンたちのコールも炸裂。かなり燃焼度の高い楽曲のように、メンバーもファンたちも身体中のエネルギーを振り絞り全力ではしゃいでいた。社会ノ窓のライブに、また新しい爆裂ポップソングがインストールされたのは間違いない!!
「これからもこの男性アイドルシーンを盛り上げていけたらなと思います。これからも社会ノ窓はあきらめずにいろんな曲を作って、まだまだたくさんの道をみんなと一緒に作っていけたらなと感じました。今日は最高の時間を過ごさせていただいて、ありがとうございます」(小出翼)
「たくさんの方が、今この空間にいるわけで。その空間に一緒にいれることが僕はとても幸せでした。僕って、駄目な人間なんです。それでも、僕なりに頑張ってここへ立っているんですけど。それもみんなのおかけだし、相方の翼くんが僕をこの舞台へ立たせてくれました。相方が僕にない行動力も魅力も持っているように、とにかくすごいんですよ。僕は僕なりに頑張っているんですけど、足を引っ張ってばかり。。。今日も、正直不安だったんですが、これだけの人たちが来てくれて嬉しいし、みんなの笑顔を見てたら、もっともっとみんなの笑顔を見ていきたいなと思えました。これからもみんなを幸せにしていきたいなと思います」(ぴよし)
「ついてきて良かったというグループにしていくから」(小出翼)、「社会ノ窓は終りません、これからもついてきてください」(ぴよし)の声を受け、最後に社会ノ窓は気持ちを明るく染め上げるポップチューンの『2 be continued...』をプレゼント。「続いてゆくのさ、真新しい世界へ」、その言葉を信じてついていきたい、誰もが笑顔で約束を交わしていた。
社会ノ窓の人生は…彼らへ寄り添い一緒に歩いてゆく仲間たちの人生も、まだまだ輝きを放ち未来へと続いてゆく。その未来を本当に眩しい光に変えてゆくためにも、社会ノ窓はこれからも歌い続ける。そんな誓いを2人は、この日のワンマンライブを通しさりげなく宣言していった。
最後の最後に社会ノ窓は、全国ツアーのファイナルを5月21日にふたたびTSUTAYA O-WESTで行うことも発表。その先へ続く道を、共にまた歩こうか。
PHOTO:大西基/中俣若菜
TEXT:長澤智典
社会ノ窓 Web
http://www.music-scene.jp/shamado/
社会ノ窓 twitter
https://twitter.com/shamadostaff
☆社会ノ窓最新情報☆
12月22日 「つばーすでー 彼はいつかやると思ってた。」 渋谷O-crest
2月22日 「ぴよし吉川の生まれてきたりなんかしてごめんなさい」 初台DOORS
5月21日 渋谷O-WESTワンマンライブ
――セットリスト―
『Mr.Compliance Man』
『はじめてノはじまり』
『いちについて』
『危ないファスナー』
『september』
『diary』
『フェアリーテイル』
『冬の夜』
『君時雨』
『君へ』
『楽屋に来ないか!?』
『別垢で愛してる』
『ホテルの光』
『黄昏ジッパー』
『ティッシュの約束』
『君が世』
『帰りたくない』
-ENCORE-
『それな♡』
『2 be continued..』
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
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