2019-01-11

ドキドキをバネにしたら…星乃ちろる、生誕ワンマン公演に描いた最高のスマイルな景色。今年はデビュー10周年

触れた人たちのハートへ何時も太陽のような眩しい輝きを与えてゆく、アイドルの星乃ちろる。1月5日(土)、渋谷club asiaを舞台に星乃ちろるの生誕ワンマン公演「Get Over」が行われた。本人の誕生日は1月1日の元旦だが、さすがに誕生日当日に生誕祭を行うのは難しいことから、毎年1月初旬時期に実施。今年も、生誕祭をワンマン公演で行ったのが嬉しいこと。


2009年からの時代を遡るように映し出された映像の数々。今年で星乃ちろるは活動10年目を迎える。その歩みを実感しながら…いや、そんな感慨深い気持ちを華やかに打ち破るように、バンド演奏に導かれ、『FULL SPEED!!』を歌いながら星乃ちろるが勢い良く舞台へ飛び出した。早くも、拳と絶叫が飛び交う場内。互いに、最初からクライマックスな状態にも似た高い感情で会場に熱を描き出してゆく。でも、それこそが星乃ちろるのライブだ!!。
高まった気持ちをさらに炸裂させようと、彼女はパワフルなロックチューン『GO!!』をプレゼント。フロアー中から飛び交う「GO!!GO!!GO!!GO!!GO!!」の熱い声。その叫びを、星乃ちろるはみずからのエネルギーに変え、さらにテンション高く煽りだす。眩しい笑顔でもっともっと騒ぎ倒そうと誘いをかける姿が、とても眩しく瞼に焼きついた。
『アナザーワールド』では、フロアーに巨大なサークルトレインが誕生。楽曲に合わせ、観客たちがくるくる廻り続ける姿は見ていて圧巻だった。その様を笑顔で眺めながら、巧みにリードしてゆく彼女のライブコンダクターぶりも流石だ。終始、フロアー中を行進し続ける観客たちの姿に、ライブを楽しむとはこういうことだよねと改めて感じさせられた。晴れた心模様を胸に歌った『カラフルdays』でも、演奏が進むごとに気持ちが大きく膨らみだす。彼女に煽られるたび、フロアー中の声のボリュームが上がり続ける。揺れていた身体が、何時しか跳ね上がる。その楽しさを、彼女はライブを通して教えてくれた。
切なさへ押しつぶされそうな心模様を胸に、星乃ちろるは『心の雨』を歌唱。人の心は晴れた日ばかりではない、むしろ、雨に濡れたような悲しい日々のほうが多いのかも知れない。だからこそ大勢の人たちが、壊れそうな胸の内を切々と歌いあげる彼女の姿を、胸の内に秘めていた想いと重ね合わせながら追いかけていた。切ない気持ちへ一気に光を差すように飛び出したのが、『虹のむこうへ』。憂いを持った感情など、すべてカラフルな光輝くパワーで塗り替えてしまえ。笑顔満載のチャーミングなステージングこそ、星乃ちろるに似合う最高のユニフォーム。さぁ、一緒にもっともっと熱狂の向こうへ突き進もう!!

ロマンチックな気持ちを胸に、星乃ちろるは『星空のウエディング』を歌唱。「どんなときでも一緒にいよう」と込み上げる想いを告白するように、彼女自身がその視線の先に星空を捉えながら、沸き上がる気持ちを届けるように歌っていた。フロアー中の人たちが星乃ちろるの誕生日を祝おうと、『ハッピーバースデー』に合わせ「ハッピーバースデー ちろるちゃん」と歌いだした。ファンたちの熱いエールを合いの手に満面の笑顔で歌う、その姿がとても眩しく目に焼きついた。『初恋音女』や『ボクと出会ってくれた』では、ミディアムメロウな表情を魅力に、星乃ちろるは想いを告白するように歌を届けてくれた。胸にジンと染み入る楽曲も、手放したくない魅力だと改めて感じさせられた。
飛び出したのが、キラキラと弾けた『Under the sun』だ。輝きを持って疾走する楽曲へ飛び乗り、ファンたちを熱く挑発。最強の笑顔を浮かべながら、テンション高く想いをぶつけるステージングは最高だ。途中には、星乃ちろると一緒に会場中の人たちがスクワットや股上げしてゆく場面も登場。この運動量はハンパない?!。勢いを加速させるようにぶつけた歌謡ロックチューン『NON STOP』でも、フロアーには沸き上がる絶叫と止まらない熱狂が渦巻いていた。パワフルで躍動的な星乃ちろるのステージングに触発され、止まらない絶叫と突き上がる上がる拳・拳・拳。

ライブは後半戦へ。胸をキュンと弾ませる、彼女の持つポップでチャーミングな魅力を満載した『片想いSIGNAL』だ。彼女の歌に合わせ熱いMixをぶつけるファンたち。何時だって気持ちを一つに騒げる、この感覚が最高に心地好い!!。昂った気持ちを限界まで引っ張りだせ。今、この空間にいる間は、星乃ちろると一緒なら無限のパワーが沸き上がる。飛び出したのが、ファンたちとの絆を歌に込めた『無限エイト』だ。どんな未来だって、星乃ちろると一緒ならキラキラとした未来に塗り替えていける。「どんな未来描いてたって 信じてる」、その言葉へ触れるたびに、彼女と一緒に作り上げるいろんな景色を、これからも共に心のメモリーへ記憶したくなる。
会場に生まれた熱狂へ、さらに熱を描き加えるように『心の音、心ノート』を歌唱。熱い手拍子と歓声に包まれた会場の中、今は彼女と一緒に無邪気にはしゃぎ続けていたい。星乃ちろるの叫ぶ「大好きー」の声に歓声を上げて想いを返すファンたち。互いに想いは繋がり続けている。それを熱狂の中で確認しあえるのも嬉しいじゃない。
本編最後を飾ったのが、『Step Up!!』。星乃ちろるとファンたちが一緒に「ドキドキをバネにしたら」「キラキラやワクワクが集まったら」と歌うたびに、会場の中へ気持ち一つに溶け合った最高の景色が広がってゆく。この日の星乃ちろるは、僕らへ限界知らずの無邪気な熱狂を教えてくれた。

アンコールは、舞台へ登場した星乃ちろるへ向け、Stars(ファン)たちがバースデーケーキとハッピーバースデーの歌をプレゼント。MCでは、昨年で47都道府県すべての場所へ足を運べたことを報告すれば、今年10周年を迎えるため奇想天外なことをやるかもとも語ってくれた。
 ライブは、『ひまわりSMILE』から。会場中に咲き誇る満開の笑顔の花たち。サビで沸き上がる様も含め、最高にキラキラ輝いた笑顔に満たされたこの空間が、とても愛おしい。だからこそこの場所を、ずっとずっと守り続けていきたい。最後は、『to Stars』だ。フロアー中に広がった揺れる黄色いサイリウムの海。その光を全身で感じながら、星乃ちろるは気持ちを解き放つ開放的な楽曲に乗せパワフルな歌声をぶつけてゆく。フロアーでは、彼女に負けまいと凄まじい絶叫をファンたちが返していた。何時だって、互いに全力で想いをぶつけあう、それが星乃ちろるのライブ。Starsたちの熱狂ぶりを観て、星乃ちろるが思わず「愛してる!!」と叫んだ気持ちも納得だ。この一体化した熱狂、最高に刺激的じゃない!!

止まない熱狂の声を受け、ふたたび星乃ちろるはステージへ。最後に彼女は、『ももいろファンタジー』をプレゼント。誰もがドキドキ色に染まった心で、彼女と一緒に想いを分かち合う。その姿を観ながら、これからも星乃ちろるとの途切れぬ絆を、もっともっときつく結び合いたいと感じていた。彼女が僕らに与えてくれる、限られた時間の中でのファンタジックな想い。たとえ短い時間だろうと、その魔法にかかっていたいからこそ、こうやってたくさんの人たちがライブに足を運べば、長く星乃ちろるのことを応援し続けてゆく。
                    
今年は、星乃ちろるにとってデビュー10周年に当たる年。一つの大きな節目となる記念イヤーだけに、どんな企画が飛び出すのか、その動向を、これからも見逃さずにいて欲しい。


PHOTO: kana ugai
TEXT:長澤智典

星乃ちろる Web
http://hoshinochiroru.wixsite.com/chiroru
星乃ちろる twitter
https://twitter.com/chiroru_h

―セットリスト―

SE
FULL SPEED!!
GO!!
アナザーワールド
カラフルdays
心の雨
虹のむこうへ
-映像-
星空のウエディング
ハッピーバースデー
初恋音女
ボクと出会ってくれた
Under the sun
NON STOP
-映像-
片想いSIGNAL
MC
無限エイト
心の音、心ノート
Step Up!!

アンコール
ひまわりSMILE
to Stars

ダブルアンコール
ももいろファンタジー

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