2014-04-07
KNOCK OUT MONKEY、地元・神戸を皮切りにレコ発ツアーが開幕!
KNOCK OUT MONKEYが2月にリリースした1stフルアルバム『INPUT ∝ OUTPUT』のレコ発ツアーを、地元・神戸チキンジョージにてスタートさせた。
2月にリリースされたKNOCK OUT MONKEY待望の1stフル・アルバム『INPUT ∝ OUTPUT』、そのレコ発ワンマンツアー【KNOCK OUT MONKEY TOUR 2014“INPUT ∝ OUTPUT"】が彼らの地元・神戸チキンジョージから遂に幕を開けた。ホームということもあってチケットは見事ソールドアウト。駆けつけたキッズの熱気はライヴ前から汗ばむほどだったけれど、午後7時すぎの開演直後から、躍進著しい4人の勢いをまざまざと見せつけられることとなった。
ネタバレ回避のため極力セットリストの記載は控えるが、SEの段から割れんばかりの手拍子が沸き起こり、「かかって来い!!」(w-shun)とバンドは猛然とスパート。焦燥感とダイナミズムに満ちたナオミチのドラミングを原動力として、dEnkAは技巧的かつパワフルなギタープレイを響かせ、激しいアクションと共にベース亜太はぶっといグルーヴを量産。絶え間ないクラウドサーフとオイコールを巻き起こし、場内の熱と一体感は右肩上がりに高まっていった。矢継ぎ早に4曲を叩きつけ、「どうも、KNOCK OUT MONKEYです! 今日は好きに遊んで帰ってください。よろしくお願いします!」(w-shun)と挨拶も手短に4人はさらに急進。「飛べ! 踊れ!! 遊ぼうぜ!!!」とフロントのw-shunは小柄ながらデカい存在感とアクションでオーディエンスを牽引。饒舌なライムと歌唱で叫び踊るその姿には衆目を惹きつけてやまない華があって、ヴォーカリスト/アジテイターとしての稀有な資質を感じさせた。
まさに全編がハイライトと言って過言じゃない90分だったけれど、とりわけ驚かされたのは、w-shunが「前代未聞やけど」と切り出した中盤の“休憩タイム"だ。いや、ふざけてるわけじゃなくて、「水、欲しいヤツおる? みんなでシェアして!」(w-shun)とフランクにペットボトルを手渡し(2Lの烏龍茶まで・笑)、突如ナオミチのアコースティック・リサイタルが繰り広げられたりと、本編から一転、脱力した展開がぎゅっとフロアとの距離を縮めることに。変にアーティストを気取らない、4人の気さくなパーソナリティを身近に感じたひと時だったのだ。ちなみに「ツアー全ヶ所、違うことしようと思ってる」(w-shun)とのことなので、参戦予定の方はぜひ余興(?)も楽しみにしていてほしい。
「ではみなさま、本気で暴れて来いやー!!」(w-shun)と4人は後半戦もフルスロットル。バンドとオーディエンスが一丸となって、どこまでもタフでポジティヴなエネルギーを巻き起こしながら絶頂へと駆け上がっていく様は本当に痛快だった。「初めて全国をワンマンで回らせてもらうことになりました。どうしても初日は神戸からやりたいってことで、ワガママを聞いてもらって。初めてチキンジョージでソールドアウトできました。ありがとうございます!」(w-shun)と心からの感謝も届け、まさに全身全霊のアクトを繰 り広げたKOM。「バンド続けてきてよかったです!」とw-shunも感慨無量の、これ以上ないツアー初日だったと思う。
ツアーは6月22日のLIQUID ROOM ebisuまで続く。日毎に最大風速を増し、ロックシーンの台風の目となりつつある4人に、きっとどこかで出会ってほしい。
さらに、終演後には7月25日(金)になんばHatchにてツアーの追加公演が行なわれることも発表された。チケットは4月10日(木)まで最速先行受付をおこなっているので早速チェックしてみよう。
TEXT:奥村 明裕 PHOTO:渡邊一生
■KNOCK OUT MONKEY TOUR 2014『INPUT ∝ OUTPUT』
4月06日(日) 福岡・福岡Queblick
4月12日(土) 北海道・札幌COLONY
4月20日(日) 神奈川・横浜Club Lizard
5月03日(土) 愛知・名古屋Electric Lady Land
5月10日(土) 京都・京都MUSE
5月11日(日) 石川・金沢vanvan V4
5月17日(土) 広島・広島ナミキジャンクション
5月31日(土) 香川・高松DIME
6月08日(日) 宮城・仙台MACANA
6月14日(土) 大阪・大阪BIGCAT
6月22日(日) 東京・恵比寿LIQUID ROOM
7月25日(金) 大阪・なんばHatch ※追加公演
■大阪・なんばHatch追加公演 チケット受付ページ
http://l-tike.com/kom-namba-hatch/
KNOCK OUT MONKEY オフィシャルHP
記事提供元:
記事リンクURL ⇒
※この記事をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
KNOCK OUT MONKEY 新着ニュース・インタビュー
新着ニュース
-
DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024ファイナル、MUCCとのツーマ...2024-11-22
-
S.Yuya(シド)、2025年に全26公演となる1年を通して行うマンスリー公演の開催決...2024-11-22
-
止まることのない快楽と恍惚に、興奮と熱狂に、ずっと溺れ続けていた。 クルエラ...2024-11-20
-
『希望は儚き幻となりやがて赤き夜となる』。Magistina Sagaが新作アルバムを通...2024-11-20
-
vistlip、瑠伊(Ba)バースデーライブレポ2024-11-20
-
DEZERT武道館に向けたドキュメンタリー映像U-NEXTで独占配信開始2024-11-20
-
MUCCツアー初日YUKKEバースデイ公演&初のトークライヴレポ2024-11-19
-
DEZERT、Sadieツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-15
-
超満員の会場で観客たちが熱狂し続けた、Zeke Deuxの3周年記念公演の模様をレポ...2024-11-14
-
萌デンパソングのパイオニア、小池アニキことULTRA-PRISM 小池雅也の生誕祭を1月...2024-11-14
-
DEZERT主催「DEZERT PARTY」2DAYSライヴレポ、全8組の盟友たちと交わした愛の宴2024-11-12
-
過去の名曲たちを今のメンバーでビルドアップし、新録。それが、Empressのアルバ...2024-11-12
-
DEZERT、lynch.ツーマンのアンコールセッション映像がYouTubeにて公開!2024-11-12
-
11月13日(水)放送、逹瑯・団長の配信番組『いじくりROCKS!』#57 情報解禁!2024-11-11
-
室蘭KMC HALL GRAND OPENING PARTY第4弾 遊ずどカンパニー創業32周年記念イベン...2024-11-11
-
未来に向かって輝き続けよう。満員の観客たち前に誓ったSiriusのワンマン公演を...2024-11-11
-
沙藤まなか、満員の観客たちに贈られてSAY-LAを卒業!2024-11-11
-
HIROTO(Alice Nine)が12月28日赤羽ReNY αにて、自身初となるワンマンライブ開催...2024-11-08
アーティスト・楽曲・50音検索
人気歌詞ランキング
新着コメント
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね