2016-04-09
RAM WIRE、4月2日のツアーファイナルをもって活動休止を発表
RAM WIREがライヴMC中に活動休止を発表した。
2015年12月に活動15周年記念ベスト『RAM WIRE BEST』を発売したRAM WIRE。この発売を記念した待望の全国ツアーが3月9日からスタートし、先日4月2日にファイナルを迎えたが、最終日となった4月2日の渋谷マウントレイニアホールにて、MC時にメンバーからRAM WIREの名前を残したまま散開という事実上の活動休止が告げられた。
今後はそれぞれがソロ活動をメインに行なっていく予定とのこと。
またラストソングとして、彼らの代表曲「歩み」をRYLLがリミックスした「歩み」(Auguries Of Melioration Remix)を5月11日に配信することが決定した。
さらに、RAM WIREのインスト集も同日5月11日に配信が決定。活動15年を経て、それぞれの新たな道を歩み始める3人のこれからに要注目だ。
■【メンバーよりコメント】
■ユーズ
ファンの皆様へ
RAM WIREは4/2のツアーファイナルをもちまして、それぞれの道を進む事となりました。ツアー各地でメンバーがそれぞれ口頭で、この「散開」の内容をお伝えしてきましたが、RAM WIREを聞いていただいてきた方の中には、ツアーに参加できなかった方もたくさんいらっしゃると思います。内容も表向きには理解しづらく、困惑させてしまい、本当にすみません…。解散とせず、あえて散開としたのは、またいつか成長したそれぞれが手を繋げることを願いとして残したかったからです。
「困難な中でも一歩ずつ、歩んでゆけば大丈夫」というメッセージを歌わせてもらっていた私達が、一時休止、といった形を選ぶのは無責任だと本当に申し訳なく思っております。本当にごめんなさい…。今まで、SNS、ファンレター等でたくさんのメッセージを頂きました。そこにはそれぞれの苦悩が書かれていました。「これ以上夢を追うのが苦しい。」「努力したつもりだったのに、報われない。だから自分をもう信じられない。」「居場所がない。人を信じられない。」「病気で生き抜く事だけで、いっぱいいっぱいで生きる喜びがわからない。」「命を絶ちたいと思ってた。」というものまで…。
全てが、簡単に人に言えるようなものではなく、私には計り知れない苦悩がたくさんある事を知りました。
でも、その文面の後半には、必ず「でも…。」という言葉が綴られていました。「でも、RAM WIREの曲を聞いて、もう少し頑張ってみようと思った…。」と。
こんな私達が、そんな苦悩に対して、苦しい状況の中少しでも前向きになれる何かを渡せていたなら、それは何よりも、私達の救いだと感じていました。
私達を動かしていた原動力であり、
私には、生きる力でした。
だから私は、歌い続けていかなければ、私自身が破綻することを知りました。だからどうか、此処からも歌わせてください。
まだどうゆう風に進めるか、具体的には定まっていませんが、決まり次第、皆さんに改めてご報告させていただきたいと思います。またライブにきていただけたら本当に嬉しいです。
リル、モンチもそれぞれ音楽は続けていきますので、何卒暖かく見守っていただけたら…と思います。
「歩み」が今、また、自分自身を奮い立たせてくれている様な気がしています。皆さんにもらった、全ての想い、笑顔、涙を力にしてこれからまた、踏み出していこうと思います。本当に本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願い致します。
■MONCH
ファンの皆さまへ
2016.4.2 ベストツアー東京ファイナルをもちましてRAM WIREの活動を一時休止させて頂くことになりました。
これまでRAM WIREの音楽を理解してくれて、応援してくれたファンの皆さま、このようなかたちで皆さまの期待を裏切ってしまったこと、本当に申し訳ありません。
『RAM WIRE』という名前を残し、解散ではなく『散開』という形にさせてもらったのは、僕らだけのものじゃなく、ファンの方たち同士でも結ばれたこのRAM WIREの絆を断ちたくないという思い、そしてこれからたとえ3人がそれぞれの道を歩んで行ったとしても、その先でいつかまた3人で一緒に音楽をできることを願ってという思いからのものです。
『usewax feat. Monch』 として始めて15年、初めてユーズと会った日、クラブ帰りにもらったジャケット付きのデモテープを聴いた時、全身に鳥肌が立った時のこと、気付いたらジャケットの裏に書いてあったメールアドレスに長文メールしてたこと、今でも鮮明にその時の光景を覚えています。
実力も才能もないかもしれない、でも『絶対にユーズとならいける!』 何故か根拠のない自信だけがあってその熱だけで二人でひたすらライブにあけくれてた日々、鳴かず飛ばずの中、唯一掴んだチャンスさえも最終審査で落ちて、途方にくれてた僕らを引っ張り上げてくれたRYLL、あの時ほど運命を感じたことはありません。
RAM WIREの中では僕はリーダーとしてやらせてもらっていましたが、リーダーと言えるほど二人を引っ張れるような器じゃありません。そんな自分でもRAM WIREが自分の居場所だと気付かせてくれて、お互いの弱い部分を補い合いながら歩んで行けばいいんだよ、と教えてくれたのが二人でした。
そしていつしかその辛さや痛みも、お互いが持っているからこそ、僕らはみんなとも繋がっていけるのだと、羊族のみんなが教えてくれました。
ステージに立つ度に、僕はきっとみんなから『大丈夫だよ』
ただ一言、そう言われたかったのだと思います。
ステージの上に立つ者としてらしからぬ、みっともない姿かもしれませんが、今までずっと弱さを隠してきた自分が、初めて全てをさらけ出せた東京ファイナルのライブが僕の中ではひとつ大きな一歩でした。
僕自身はこれからも歌い、音楽を続けて行きます。
具体的な活動予定については決まり次第改めてご報告させて頂きます。
こんなにも皆さまの愛を感じ、ぬくもりに包まれた僕たちは日本一幸せなグループです。
最後にこれまでRAM WIREを支えて下さった、愛して下さった全てのスタッフの方々にも心より感謝申し上げます。
本当に、心からありがとうございました。
そしてこれからもどこかで繋がっていると信じて、また皆さまの笑顔に出会えることを願っています。
■RYLL
RAM WIREは2016年4月のBESTツアーファイナルをもちまして三人での活動を休止することにしました。
これまでRAM WIREを支えていただいたみなさまには、大変申し訳ございません。
活動15年のうち、僕が一緒にいたのは11年ほどですが、決して短い時間ではありません。あっという間でもありません。
MONCHにはじめて僕の自作CDを渡した日、その日のうちに電話をくれてうれしかったこと。
ユーズの作る曲に憧れて、はじめて勇気を出して話しかけた日のこと。
MONCHと二人、居酒屋で絶対にメジャーデビューしようと誓いあった日のこと。
音楽を続けるためユーズと二人で事務の仕事の試験を受けに行った日のこと。
MONCHのポンコツ車で三人、千葉から東京へ歌いながら通った日々のこと。
オーディションに落ちた時も、メジャーデビューする前も、やめたいというユーズを無理矢理引き止めたこと。
思い出を振り返ればキリがありませんが、
僕ら三人はグループのメンバーとしてだけじゃなくてお互い家族の様に向き合い、ぶつかり、お互いの人生を賭けてRAM WIREを続けてきました。
続けてきたというよりはやめる勇気もなかったのかもしれません。
散開という言い方は今回もそうなのかもしれません。まだ心残りがあるのかもしれません。
ただ、変化をせずにずっと続くものなんてない。
僕らはその変化についていくのに遅れてしまった。変化することから逃げてしまっていた。
このままではきっと誰も幸せになれないし、幸せにできない。
続けていくための変化として、僕らは個々の活動をしていくことに決めました。
まずは自分たちの力が足りなかったこと。それを受け止めて、そこからまたスタートしたい。
最後のツアーを経て、
再確認できたこともたくさんありました。
やっと気付けたこともたくさんありました。
RAM WIREの役割は、ただ弱さを共感しあい助けあうことではない。弱さを受け入れて向き合ってちゃんと強くなること。
それをみなさんから教えていただきました。
強くなればその分だけ余裕ができて優しくなれる。
その優しさこそが次に僕らが手に入れたいものだと思います。
これは一つの終わりですが、始まりの決意でもあります。
勇気を持って僕らは次の一歩を踏み出します。
僕は世界でも勝負できるトラックメーカーになりたい。
そしていつかまたパワーアップした三人で音楽ができること。それも一つの目標です。
音楽を続けているかぎり、みなさんとのワイヤーは繋がっていると信じています。
最後に、RAM WIREに関係してくださった全ての方、お一人お一人に心から感謝の気持ちを伝えたい。
たくさんの愛を本当に本当にありがとうございました。
-羊族のみなさまへ-
RAM WIREという牧場の元に、
ファンのみなさん同士の交流があり、絆が生まれて、楽しいこと、悲しいこと一緒に経験してくれたんじゃないかと思います。
夫婦、親子の絆にしてくれた方もいるし、中には恋が生まれた方もいましたね。
それが本当にうれしくて、
自分たちの力は全然足りなかったと思うんですが、
音楽を通してそういう繋がりだったりワイヤーを生み出せたということは、RAM WIREの本望だと少しだけ誇りに思わせてもらってます。
だからこそRAM WIREという牧場は残したいという僕らのわがままなんですが、どうかその繋がりは大切にし続けてください。
ではまた再会の日まで。
【関連リンク】
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