通り雨が窓の上で踊ってる
まるで小さな虫のように流れる
そのうち空は晴れると気にしないで
注いだグラスのくすみを眺める

窓を開け 目的の無い今日を許して
冷たい風 巻き込んで無数の感情をもっと

手のひらに溢れる程 舞い落ちてくる希望を放つのは あなたに届くまで
花びらのように色付き 道が香りだすような 季節に変わるまで

立ち上る霧はどこまで続いてる
視界がぼやけて初めて気付ける
何を頼りにしてたか知らずに
足下ばかりを眺めて歩いてる

道の端でささやく独り言なんて
渦巻いてる排気ガスにかき消されてく

勘違いしてみたことも
大切な風景と美しくなじむまで

静かに止む雨 緩やかに
新しく日差しが和ませて

手のひらに溢れる程 舞い落ちてくる希望を放つのは あなたに届くまで
花びらのように色付き 道が香りだすような暖かな 季節に変わるまで


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