春への扉

さっきから君は何を言ってるんだ
よくわからん理屈で身を守ってるつもりか
ショックがなきゃダメか なら俺がそれになろうか
寒さに縮こまってんのも もうあきたとこだ

今の季節、世界の色みはうすくて
うじうじしがちなのもわからんでもない
損か得かなんてことは些末な事だろうが
その先の景色を俺は見たいだけなんだ

とりあえず俺は行く!That's道理だ ここにはあきたぜ
留まるな君も行け!ガッツ持ってな!その扉を開けて

行く先が分からないなら人に聞いてみりゃいいさ
もしくは己の細胞に聞いてみればいい
気がすんだら人は何を頼りに生きるのか
そうじゃない俺たち、何と幸せなことか

とりあえず俺は行く!That's道理だ 寒いの飽きたぜ
留まるな君も行け!ガッツ持ってな!その扉を開けて

不安げな顔をあげ歩み始める君よ
先頭を行く姿 いつも気高く一人

振り向くな更に行け!当然だろうが 行かんでどうする
留まるな更に行け!ガッツ持ってな!気楽でもいいが
ガッツ持ってな!その扉を開けて 季節が巡るまで