もういかなきゃだね ドアも閉めず 君が先に出る
手放した分だけ得られるはずの 愛を探す
子供じゃないから 意味を結び 綺麗に飾れる
旅の終わりは はじまりの場所へ うまく繋げない

距離を伸ばして
離れるほど
そばにいける
終わりさえ 感じる

君の季節の上をまわる 春には笑える
変わる歩幅でずっと
うつろう君の美しさ
夏に咲くのは 風の通り道
僕の帰る場所 また旅立つ場所

ねぇ時間を止めて… 遊園地の隅 帰りのバスは
笑った分だけ泣けてしまう
誰もが眠り
もうすぐ着いてしまう ハイウェイを降りて 街の明かりが
いずれも同じ時間を溶かし 何も変わらない

影を伸ばして
朝焼けは 君の顔を
幼くみせる

そして季節の上をまわる 秋にはしおれる
君の歩幅に並ぶ
鬱にたどり着く美しさ
冬はそばにいて 寄り添いむかえる
ふたり帰る場所 また旅立つ場所


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