2018-03-26

斉藤和義、KEYTALK、Nulbarichなど3月上旬から中旬リリースの8作を紹介

フリーマガジンokmusic UP's vol.162(2/20発行)に掲載中の『DISC GUIDE』から、3月上旬から中旬リリースの作品8作を紹介!

1.『Rainbow』/KEYTALK
2.『H.O.T』/Nulbarich
3.「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」/BiS
4.『TANCOBEST』/たんこぶちん
5.「風の声を聴きながら / コラージュ」/三月のパンタシア
6.『AUBE』/majiko
7.『Toys Blood Music』/斉藤和義
8.『Searching Red Light』/Eins:Vier

『Rainbow』/KEYTALK

Album 3/7 Release



Getting Better Records
【完全生産限定盤(DVD付)】
VIZL-1324 ¥3,800(税抜)
【通常盤】
VICL-64949 ¥2,600(税抜)

先行シングル曲「ロトカ・ヴォルテラ」へ続く、首藤義勝(Vo&Ba)作詞作曲の大人びた前半戦の曲を聴いて新境地へ舵を切ったかと思ったが、メンバーの個性が発揮された中盤の楽曲で4人がバンドとして、人として成長を遂げたひとつのかたちだったのだと気付き、ひと安心。作品ごとにこの先に待つ未来に向けて着実に前へ進む彼らだが、センチで純粋なラスト2曲を聴いて、KEYTALKやっぱり好きだなぁと改めて思った。
TEXT:フジジュン

『H.O.T』/Nulbarich

Album 3/7 Release



ビクターエンタテインメント
【初回限定盤(BONUS CD付)】
VIZL-1331 ¥3,500(税抜)
【通常盤】
VICL-64955 ¥2,800(税抜)

ビクターエンタテインメントへの移籍第一弾となる今作は、こだわり抜かれた柔らかなサウンドにギターのカッティングや軽快なビートが入ったキレのある仕上がりに。鍵盤の入ったジャズテイストの「Supernova」や、R&B要素のある「ain’t on the map yet」などグルーブを追求した小気味良いナンバーが揃っている。これまでのフレッシュ感とは違って、聴けば聴くほどディープな雰囲気に溺れること間違いなし。
TEXT:千々和香苗

「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」/BiS

Single 3/7 Release



CROWN STONES
【初回生産限定盤(DVD付)】
CRCP-10392 ¥3,800(税抜)
【通常盤】
CRCP-10393 ¥1,800(税抜)

新生BiSの始動曲「WHOLE LOTTA LOVE」、プー・ルイ卒業曲「DiPROMiSE」を収録したメジャー1st両A面シングル。前者はLed Zeppelinの曲名から拝借したのだろう。ヘヴィなデジタル音が不思議なアッパー感を生み出し、その上でダークな歌メロやラップが炸裂したエモーショナル極まりないナンバー。後者は哀切なメロディーが美しく、こちらも胸にグッと迫るエモい曲調だ。
TEXT:荒金良介

『TANCOBEST』/たんこぶちん

Album 3/7 Release



ヤマハミュージックコミュニケーションズ
【TYPE-A通常盤】
YCCW-10325 ¥2,037(税抜)
【TYPE-B初回生産限定盤(特典CD付)】
YCCW-10326/B ¥2,778(税抜)
【TYPE-C初回生産限定盤(DVD付)】
YCCW-10327/B ¥3,241(税抜)

2017年に結成10周年を迎えた、たんこぶちん初のベスト盤は、メジャー1stシングル「ドレミFUN LIFE」以降の代表曲に加え、ライヴで披露されてきた新曲「はじまりのうた」も収録。懐かしさはなく、全ての楽曲から逞しさを感じるのは、今までもこれからも彼女たちの芯が通っている証拠だろう。ぶれずに真っ直ぐ歩んできた道のりがどこまでも続いていくことを確信する、新たなスタートとなる一枚だ。
TEXT:千々和香苗

「風の声を聴きながら / コラージュ」/三月のパンタシア

Single 3/7 Release



SACRAMUSIC/SME Records
【初回生産限定盤(DVD付)】
VVCL-1167~8 ¥1,600(税抜)
【通常盤】
VVCL-1169 ¥1,200(税抜)

前作に続き5thシングルも両A面。季節を告げる風や空の色の移り変わりまで感じさせてくれる「風の声を聴きながら」はTVアニメ『スロウスタート』のEDテーマ。さわやかでノスタルジックなビジュアルイメージに溶け込む声を響かせる。一方、ほっこり幸せな気持ちになれる「コラージュ」はアニメ『衛宮さんちの今日のごはん』のEDテーマ。“浄化される”“癒される”という声が多い、その素朴な世界観に浸れる一枚。
TEXT:山本弘子

『AUBE』/majiko

Mini Album 3/7 Release



USMジャパン
【限定盤(DVD付)】
UICZ-9102 ¥2,800(税込)
【通常盤】
UICZ-4416 ¥2,000(税込)

過去作に続き、ホリエアツシ(ストレイテナー)、荒井岳史(the band apart)などが楽曲提供した2ndミニアルバムは静と動の振幅激しい一枚に仕上がった。ポップでスケール感のある曲調に負けず、魅惑のハイトーンヴォイスを聴かせるmajikoの歌声は一歩も引かない存在感を見せつける。どんな曲調でも乗りこなす稀有なヴォーカリストだ。ゴリゴリのラウド曲「ダーウィン先生の倦怠」には驚いた。
TEXT:荒金良介

『Toys Blood Music』/斉藤和義

Album 3/14 Release



SPEEDSTAR RECORDS
【初回限定盤(特典DISC付)】
VIZL-1800 ¥3,800(税抜)
【通常盤】
VICL-65100 ¥3,000(税抜)
【アナログLP盤】
VIJL-60400 ¥3,800(税抜)
※2,500枚限定生産

デビュー25周年を飾る19thアルバム。1曲目「マディウォーター」のリミックスからして、ドラムやシンセなどレトロな機材を駆使した音色が新鮮で、これまでの作品とは質感がだいぶ異なる。それを冷たく無機的に響かせる「オモチャの国」では《バンバン土地を売ってあげたりしてる》《文春》の歌詞に息を飲む。温かく有機的に染みてくる「青空ばかり」のあたりで、“Toys Blood Music”のタイトルが腑に落ちるはず。
TEXT:田山雄士

『Searching Red Light』/Eins:Vier

Album 3/14 Release



LIZARD NEO
【流通盤】
LZLN-007 ¥3,000(税抜)
【ライブ会場/通販限定豪華盤(DVD付)】
LZLN-008 ¥12,000(税抜)

昨秋に復活を果たしたEins:Vierの初セルフカバーベスト。2018年バージョンの“懐かしの歌”たちは、あの頃の思い出を壊すことなく、それでいてサウンドは重みを、歌は深みを増してアップデート。UKの香りとポップなエッセンスを持つ色褪せない楽曲たちに、改めて彼らが孤高だったことを実感した。往年のファンはもちろん、当時の彼らを知らないロック好きにぜひとも聴いてほしい。きっと初めて触れる音世界だから。
TEXT:土内 昇



【関連リンク】
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