2018-07-24

umbrella初の全国ワンマンツアー、地元大阪でのファイナルレポ

2018年、初夏。
夏の日差しが眩しい中、大阪は梅田にあるライヴハウスTRADにだけは雨が降る予報がされていた。
そう、本日7月23日はumbrella 1st Full Album「ダーウィン」リリース記念&柊 生誕祭ワンマン【Chapter.7】「ダーウィンへの伝言」~大阪編~と銘打たれた記念すべき日なのである。
「ダーウィン」を制作し、umbrellaはどの様に進化を遂げたのか。
そんな期待感の高まる一夜の様子をお届けしたいと思う。

定刻より10分ほどして、暗転。
お馴染みのSEからスタート。
これから始まるステージに傘人(umbrellaのファンの総称)達の視線が集まる。
将(Dr)、春(B)、柊(G)と順に登場し、メンバーの登場から拍手が起こる。
登場から拍手が起こるのもumbrellaならではであり、傘人達がこの日をどれだけ楽しみにしていたかという気持ちが格段に溢れ出ていた。
最後にVo.唯が傘を持って登場、雨宿りをするかの様にスタンドにセットし、唯のギターから『anima』がスタート、一気にumbrellaの世界へと誘ってくれた。
【ファイナルぶっ飛ばそうぜ大阪〜!】と間髪入れずに『ヨルノカーテン』を披露。
【こんばんはumbrellaです。今日はファイナル来てくれてありがとう!いっぱい楽しんで帰って下さい!】と伝え、『ヤマアラシの涙』、初期代表曲の『五月雨』と徐々に会場のボルテージを上げていく。

【ここ(umeda TRAD)が終着点、でも道は続く。】と話し、『微熱』、『軽薄ナヒト』を披露。
柊のギターの音色で会場が包み込まれ、将のドラムが雨粒の様に響き渡り、どっしりとバンドを支える春と会場に響き渡る唯の歌声が傘人達の気持ちを浄化する様だった。
続く『ミラーガール』では【踊ろうぜ!】、『非「情」階段』では【楽しんでもらわないと困る!】と、煽る唯も反応した傘人達もとっても笑顔。

【いい繋がりを持って下さい。】と『「管」』へ。
間違いなく今のumbrellaの代表曲であり、唯自身、遺作でもいいという位に自信作だという『「管」』。
『スロウレイン』では唯が傘をを持ち歌う姿がとても印象的で、聴き入る傘人達の心に彼らの音楽が染み渡っていく。
柊がノイジーなギターをかき鳴らし『Labo』へ。
【大阪〜!調子乗っていくぞ〜!!】と『SCAB』では煽り倒す!!
いつになく走り回る唯やギターソロで背面ギターを披露した柊などメンバーも気持ちが溢れ出ていた。

ここで【まだまだumbrellaの旅を続けていく。】と伝えた唯の気持ちは本心であろう。
立て続けに披露された『hollow』、『叩けば誇り。』、『Frontier』では歌モノロックバンドとしてのカッコいい部分もバッチリ見せてくれた。
というのも、良質な楽曲やメロディラインに留まらず、ロック然とした気持ちも彼らは持ち合わせている。
『O3』(オゾンと読む)で歌われていた「最後の日が訪れたら大好きなものを食べよう」はきっと誰しもが当てはまるし、小さな幸せの積み重ねで毎日が出来ている事の表れでもある様に思えた。
最後に【これでダーウィンは完成です。】と披露された『夕立』。
唯がこの曲に込めた想いは傘人達に確実に届いてるであろう。

アンコールでは本編の様などこか張り詰めた空気とは違う、アットホームな空気から『トウメイ』を披露。
メンバーからのメッセージを経て、柊を祝う様に『Door』へ。
そして本日のラストに彼らが用意した楽曲は、初披露されたのもこの場所であるという『アラン』。
会場全体が歌う姿はいつ聞いても圧巻で、胸に染みるのだが、今日は特に格別だった。

今日このステージで彼らが見た景色はどんな景色だったのだろう?
傘人達が見た景色は間違いなく最高なものだったに違いない。
「ダーウィン」を経て、ヴィジュアル系として、ロックバンドとして歌と曲を大切にし続け進化し続けてきたumbrella。
彼らがツアーの中で得たものは大きく彼らの中に芽吹いているし、自身の糧として更に飛躍していく事を願うばかりだ。

TEXT:森孟司
PHOTO:YOSHIHITO_SASAKI

umbrella 1st full album「ダーウィン」リリース記念&柊 生誕祭ワンマンツアー【Chapter.7】「ダーウィンへの伝言」
208年7月23日 umeda TRAD 
SETLIST
M-1 anima
M-2ヨルノカーテン
M-3 ヤマアラシの涙
M-4 五月雨
M-5 微熱
M-6 軽薄ナヒト
M-7 ミラーガール
M-8 非「情」階段
M-9 「管」
M-10 スロウレイン
M-11 Labo
M-12 SCAB
M-134hollow
M-14 叩けば誇り。
M-15 Frontier
M-16 O3
M-17夕立
En-1トウメイ
En-2 Door
En-3 アラン

≪umbrella INFORMATION≫
<LIVE情報> 
【umbrella Member Produce OneMan】
■【Case春 「持」】
10月4日(木) 北堀江club vijon 開場 18:00 開演 18:30 終演予定時間 20:30
【ライヴ内容】
・唯がギターを弾く曲のみのセットリストとなります
・アンコールはありません
【チケット料金】 前売 3,500円  当日 4,000円 (ドリンク代別途)
【限定物販】春 デモ音源、もつ煮込み
【チケット情報】 
  A:先行チケット チケットデリ http://ticket.deli-a.jp/ 
   受付期間 7月23日(月)22:00〜8月5日(日)23:59
  B:手売りチケット(8月19日 CRUSH OF MODE大阪公演umbrella終演後より物販にてシャッフル販売)
  C:e+ https://goo.gl/Y7EGy1 (8月26日~発売)
  D:バンド予約(8月26日 10:00~ umbrella.information@gmail.comにて受付開始)
【入場順】 A、B並列入場→C→D→当日券

■【Case柊 「CONTACT US ASAP!!」】
10月25日(木) SHIBUYA REX  開場18:00 開演19:00
【ライヴ内容】
・上手ギター始まりの曲のみのセットリストとなります
・当日限定 柊専用お立ち台あり
【チケット料金】 前売:¥2400 当日:¥2900 (ドリンク代別途)
【限定物販】 柊 デモ音源
【チケット情報】バンド予約(7月23日 22:01〜 umbrella.information@gmail.comにて受付開始)
 ※お一人様4枚まで。バンド予約者にメルマガ配信
【入場順】バンド予約→当日券

■【Case将 「噛めば噛むほど味がある」】
11月25日(日)寺田町Fireloop 開場17:00 開演17:30 終演予定時間 19:30
【ライヴ内容】後日解禁
【来場者特典】イベントライヴドラムカメラDVD(25分or30分ステージ)
【チケット料金】 前売り:¥2910 当日:¥4030 (ドリンク代別途)
【限定物販】 将デモ音源
【チケット情報】 
 A:e+ https://goo.gl/7BNWfe (9月1日~販売)
 B:バンド予約(9月1日 10:00〜 umbrella.information@gmail.comにて受付開始)
【入場順】 A→B→当日券

■【Case唯 「自論」】
12月23日(日・祝)池袋手刀 開場17:00 開演17:30
【ライヴ内容】後日解禁
【チケット料金】前売り ¥3.000 当日:¥3.500 (ドリンク代別途)
【限定物販】唯 デモ音源(タイトル未定)収録曲数未定
【チケット情報】
 A:オリジナル手売りチケット(9月14日公演物販よりシャッフル販売)
 B:e+ https://goo.gl/Juj9Ck (9月21日~販売)
 C:バンド予約(9月23日 10:00〜 umbrella.information@gmail.comにて受付開始)
【入場順】A→B→C→当日券

<リリース情報>
■1st full album「ダーウィン」 NOW ON SALE
価格:3000円(+税) 品番DCCNM-505
【収録曲】01.anima 02.ヨルノカーテン 03.SCAB 04.ヤマアラシの涙 05.ミラーガール
 06.hollow 07.五月雨 08.O3 09.叩けば誇り。 10.アラン 11.夕立

「anima」MVフル 


「ダーウィン」試聴動画 


■LIVE DVD「傘が生まれた日」 NOWON SALE
価格:4630円(税抜) ※ライヴ会場限定販売

umbrellaオフィシャルサイト http://xxumbrellaxx.com/

記事提供元:


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