2026-06-30
台風も、日頃の悩みも、全部熱気で吹き飛ばしたHOT DOG CATの1周年ワンニャン(ワンマン)公演!
新生HOT DOG CATとして新たな歴史を歩み始めてから、1年の歳月が経過した。ここまでの道のりはけっして平坦ではなかった。良質な楽曲を生み出し続けてきたHOT DOG CATだからこそ、その楽曲たちの火を消したくない思いから、それを表現できるメンバーを集めて、HOT DOG CATは再始動している。前体制が終了し、新たなメンバーで再始動するまでに、予想以上に期間を要してきた。だからこそ、今の4人こそがあるべきHOT DOG CATだという姿を作りあげようと、彼女たちはこの1年間踏ん張り続けてきた。そう、踏ん張ってきたと言ったほうが正解だ。今年に入り、ようやく新曲も生まれ、この日も新たな楽曲を披露してくれた。今もまだ、4人とも進化の途中だ。メンバーもそれを理解したうえで、まずはファンたちに印象を上書きしようと、この日の1周年ライブに挑んできた。
ここからは、チケットが完売した、6月28日(日)にTwinbox AKIHABARAで行なった「HOT DOG CAT 1周年記念ワンマン 「ワンニャーアニバーサリーワンニャンライブ」公演の模様をお伝えしよう。
1周年公演の幕開けを飾ったのが、「犬も歩けば棒に当たる」と歌いだす、最新曲の『D.S ~犬も歩けば棒に当たる~』だ。初披露から数ヶ月の経験を経てきたこともあり、新衣装姿で登場したメンバーが、この楽曲を自分たちの色に染め上げていたのはもちろん、観客たちもノリをつかみ、「ワンワン」「ニャンニャン」と熱いコールを入れ、最初から爆上がっていた。そこから『ワンダフルライフ』に流れる展開が、さらに胸を熱く騒がせた。昔から会場にワンダフルでハッピーな空間を作りあげてきたポップパンクチューンに乗せて、4人と観客たちが高く手を伸ばし、場内に吹き出した熱い風をつかもうとする。その景色に触れるたび、胸が熱くなる。メンバーのかける声に合わせて「ワンワン~」や「ニャンニャン~」と吼えた声が飛び交うやりとりは、HOT DOG CATのライブに欠かせない要素だ。
かつて、メンバーの甘えた精神を鍛え上げるために行なっていた合宿。そこから生まれたのが『THIS IS 合宿』だった。4人も、同じ釜の飯を食べながらたゆまぬ努力を続けてきた。その一体感を持ったチームワークを観客たちと共有しながら、彼女たちはこの場に生まれた熱い気持ちを分かち合っていた。だからこそ、この一体感をさらに燃え上がらせようと、4人はメラメラと燃え盛る思いを『炎上キャンプファイヤー』に乗せて歌っていた。「君が好きになっちゃった」の声に「俺もー」と返すやりとりや、大きく手を振りみんなでシンガロングするのも、この曲に欠かせない場面。気持ちがメラメラと燃えたなら、「Oi!Oi!」と声を張り上げて、とことんまで炎上してしまえばいい。
個性の強い人が集まることで、アイドルグループは予測外の色を放ちだす。それは、今のHOT DOG CATにも言えること。大きく手を振り上げ、声を合わせて「イロイロナイロ」と『イロイロナイロ』を笑顔で歌う彼女たちの姿を見ながら、この4人が、2年目のHOT DOG CATにどんな新しい彩りを与えていくのかに期待を寄せていた。終盤に生まれたメンバーと観客たちによる「La La La」の合唱が、胸をカラフルな色に染め上げていった。
関東に襲いかかった台風を吹き飛ばしたのは、HOT DOG CATのパワーのおかげ?この日初披露した新曲の『台風ピクニック』は、台風にも勝る勢いで爆走するポップでアッパーなビートパンクチューン。彼女たちと一緒に「ピクニック」と叫ぶだけで、いろんなネガティブな要素が吹き飛んでいく、パワー満載の楽曲だ。つねに前向きな気持ちで、どんな困難にも負けずに笑顔で立ち向かう今のHOT DOG CATにとても似合う、弾けた明るい楽曲だ。みんなで高まった気持ちでいたところへ、『イツモノヨウニ』のイントロが流れだした。その途端に、フロア中から熱い口上が爆上がるのも当然だ。楽曲が一気にテンポアップするのに合わせて、ここにいるみんなが眩しい笑顔を浮かべ、いつものように無邪気にはしゃいでいた。なんて気持ちをワクワクさせる楽曲だ。この曲に触れるたび、ときめきが止まらなくなる。だから、この場所でいつものように、彼女たちと一緒に笑顔のままではしゃいでいたい。
「進め!進め!進め!」の掛け声に合わせて弾け飛んだエモメロなアップチューンの『楕円形メリーゴーラウンド』でも、誰もが自分を見失うほど熱狂しながら、彼女たちに向けて「Hey!!」と熱い声を上げてはしゃいでいた。メリーゴーランドのように、フロア中でくるくると回る手やペンライトの輝きも、とても眩しかった。さらに彼女たちは、ときめきのエンジンをフル回転させ、エモさも抱いた声で『青春18キック』を歌っていた。彼女たちが歌の青春18切符を手に連れだしたのは、ほとばしる汗が飛び散る10代の青春時代。一緒に声を張り上げてシンガロングするたびに、大人になった今だってずっと青春を味わえることを、この曲が教えてくれた。
片思いの淡い恋心を彼女たちは、少しセンチメンタルな声で、「君が好き」と『純情アイスティー』に乗せて届けてくれた。メンバーが「好きだ、好きだ」と純情な思いを奮い立たせて歌う姿が、とても儚かった。元気が爆発したHOT DOG CATも魅力だが、胸の内に秘めた思いを心が砕けそうな声で歌う、その危うさも、今のHOT DOG CATの魅力なのは間違いない。続けざま彼女たちは、HOT DOG CATの始まりの曲『オフィーリア ~君に会いたくて~』を歌っていた。ここへ至るまでにも、いろんな編成でこの曲は受け継がれてきた。今のHOT DOG CATが歌う『オフィーリア ~君に会いたくて~』からは、センチメンタルさよりも、募る思いさえ前向きに生きるパワーにしていくキラキラとしたポジティブな色を感じる。どんな困難や壁があっても真正面から乗り越えようとしていく今の彼女たちらしい気持ちが、この曲を通して見えてきたのも嬉しかった。「君が君が好きだ」の歌に「俺もー」と返すやりとりや、ガチ恋口上がフロアから飛び交う様子も、この曲の魅力だ。
ライブは、早くも後半戦へ。彼女たちは『遠距離ハンバーグ』を通して、少しセンチメンタルな、でもエモくて甘メロな歌声を通して、観客たちの気持ちを内側からアチアチに焼き上げていった。メンバーたちがくるくる回るたびにフロアでも…といいたいが、この日はギュウギュウの状態で、互いの距離が近すぎて回れず、みんな、その場で身体を揺らしていた。「まだ生焼けだよ」の声に触れ、胸がキュンとしたことも記しておきたい。フロア中から熱いクラップが鳴り響き、「レッツゴー」や「フレフレガンバレ」の声が飛び交った『全力応援キャラバン』では、メンバーが全力でファンの背中を押すだけでなく、ファンたちも4人に思いをぶつけ、一緒に熱いエールを送り合う関係を作りあげていた。HOT DOG CATの楽曲自体が、時代に左右されない、胸をときめかせる青春パワーに満ちているのもあるが、そのパワーをしっかりと引き出し、この場に集まった人たちを眩しい景色の中へ連れ出し、無邪気な少年や少女だった頃の自分に塗り替えてしまうところが、今のHOT DOG CATの魅力であり、実力だ。
本編最後を飾った『キラキラ☆ポジティブ』では、メンバーも観客たちもキラキラどころか、ギラギラな自分に気持ちを染め上げ、爆裂するように騒いでいた。メンバーと観客たちが「キラキラ・ポジティブ」と声を交わすやりとりも含め、誰もが燃えたぎるアチアチな自分になって、はちゃめちゃになって騒ぐ景色を作り上げていた。「許してください」と頭をペコッと下げて歌う4人に向かって、「ゆるすぅー」と声が一部飛び交っていたのも印象的だった。
アンコールは、こちらも長くライブで歌い続けてきた、甘い衝撃を与えるポップチューンの『曖昧me』からスタートした。ステージに勢いよく駆けだしたテンションの高いメンバーの気持ちをさらに上げるように、大勢の人たちが「曖昧me 曖昧me」と歌う4人に向かって熱い声をぶつけ返していた。メンバーもハイテンションな姿で、沸き立つエモい感情を全力でぶつければ、最後はみんなで一緒になって「Oi!Oi!」と叫んでいた。
ここで、メンバーがひと言ずつ挨拶を行った。ここでは、代表して橙叶れいなの言葉をお伝えしよう。
「ワンマン公演を発表した2月から今日までで4カ月が過ぎました。今までアイドル活動をしてきた中で、自分と一番戦って、考えたり、悩んだ期間だったんですけど。絶対に今日を楽しく終わらせたくて、みんなとなら駆け抜けられると思って、今日まで自分なりに頑張ってみました。この4人と、ここにいるみんなと、これからもっともっと大きく成長していきたいと思います」
「ぶっ壊すくらいのつもりで暴れられますか!」の声を合図にHOT DOG CATは、ふたたび新曲の『台風ピクニック』を披露してくれた。雨にも風にも台風にも、どんな困難にも負けない気持ちを胸に勢いよくステージの上で歌い踊る4人に向かって、フロアから「Oi!Oi!」と熱い声が飛び交えば、彼女たちと一緒に「ピクニック」と声を上げていた。4人が起こしたのは、気持ちをキラキラ・ハイテンションに導く、超ポジティブな歌の台風だった。
最後はやはり、この曲だ。HOT DOG CATのライブをいつだってハイテンションのお祭り騒ぎの場に染め上げてきた『オリンピック・ハイテンション』だ。4人が顔を合わせて歌い、ステージの上で弾ける姿を見るたびに、身体中にパワーが漲っていく。テンションの高い姿で歌うメンバーに向けて飛び交う熱いクラップ。4人がハイタッチをする姿に合わせて、観客たちも、彼女たちと熱い、熱いエアーなハイタッチを繰り広げていた。気持ちが騒ぐなら、その心に素直になって騒げばいい。そのナチュラルなパワーこそが、楽しむうえで一番の原動力だ。その力を、HOT DOG CATはずっと注ぎ続けていた。
PHOTO:本間裕介
TEXT:長澤智典
INFORMATION
HOT DOG CAT 小羽瀬きらら生誕祭
7月5日(日)青山RizM
開場 18:30/開演 19:00
出演:HOT DOG CAT
ゲスト:とわん(SAY-LA)
https://ticketdive.com/event/kirara_birthday2026
3ヶ月連続WHITE BASE単独公演
「犬猫地下集会」開催決定!!
日程
7月23日(木)
8月18日(火)
9月19日(土)
新曲「台風ピクニック」近日配信!
【MV】HOT DOG CAT『D.S~犬も歩けば棒に当たる~』
セットリスト
SE
『D.S ~犬も歩けば棒に当たる~』
『ワンダフルライフ』
『THIS IS 合宿』
『炎上キャンプファイヤー』
『イロイロナイロ』
MC
『台風ピクニック』(新曲)
『イツモノヨウニ』
『楕円形メリーゴーラウンド』
『青春18キック』
『純情アイスティー』
『オフィーリア ~君に会いたくて~』
『遠距離ハンバーグ』
『全力応援キャラバン』
『キラキラ☆ポジティブ』
-ENCORE-
『曖昧me』
MC
『台風ピクニック』(新曲)
『オリンピック・ハイテンション』
SNS
X: https://x.com/HOTDOGCAT_info
記事提供元:
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