2020-12-24
Sistersあにま、2周年主催公演に描いた濃密な2年間の歴史と熱気!!
結成から2年の歳月が経過。自分たちの成長した姿と活動の歩みを、共に歩み続けてきた仲間たちと祝おうと、12月21日(月)、SistersあにまはSHIBUYA PLEASURE PLEASUREを舞台に主催イベント「Sistersあにま2nd anniversary performance」を二部構成で行なった。
一部には、Neat and clean-ニトクリ-/TEARS-ティアーズ-beginner-/泡沫シークレットが。二部には、アンダービースティー/Neat and clean-ニトクリ-/TEARS-ティアーズ-beginner-/泡沫シークレットがゲストとして参加。当日の公演の模様を、ここに伝えたい。
第一部公演
主催公演の第一部は、平日の昼に開催。にも関わらず、会場には大勢の人たちが足を運んでいた。比較的に若い人たちが多いのも、彼女たちが幅広い世代から支持を得ている証拠だ。
華やかなSEに乗せ、メンバーたちが舞台に登場。Sistersあにまの2周年記念ライブは、気持ちを熱く騒がせる「mirrorge」からスタート。冒頭から、想いを一つにした8人の歌声が響き渡り、胸が熱くなる。彼女たちはクールな装いで歌を届けるのだが、その声の中からは秘めた強い意志が伝わってきた。曲調は、走り出したらそのまま勢いを増し続ける高陽スタイル。一度火がついた気持ちをどんどん高ぶらせるところは、攻めたアニソン曲のよう。そこが、Sistersあにまらしさと言えようか。「mirrorge」を通し彼女たちは、ここから踏み出してゆく強い意志もぶつけてきた。
次に披露したのが、メジャーデビュー曲の「Queen of〜」。華やかなエレクトロダンスナンバーへ飛び乗り、この曲でも8人は、最初からテンションMAXで力強く歌い躍りだす。高ぶる気持ちをサビ歌でさらに増幅。彼女たちに凛々しい歌声を突きつけられ気持ちがさらに高まれば、8人の情熱的な歌声に想いを返せずにいれなかった。華やかでトランシーなダンスビートの上で、8人は妖しい蝶のようになり、華麗に舞い躍る。その情熱的な姿にも、胸が熱く刺激されっぱなしだ。
ハイトーンで煽る歌声から始まったのが、胸を嬉しく騒がせるラブポップなパーティチューンの「絶対結婚しような!」。Sistersあにまは愛らしさを振りまきながらも大胆にせまりだす。可愛い顔して大胆なところは、刺も隠したSistersあにまらしい面。サビではフロア上に大きなサークルを作り、8人でくるくる周りながら歌い躍れば、観客たちが次々ジャンプしてゆくウェーブも彼女たちはフロアに作り上げていった。終始高いテンションでグイグイせまる姿に、観客たちの気持ちもすっかり熱くなっていた。
最後にSistersあにまが届けたのが、ポップでチャーミングな「教えてダーリン」。第一部では、Sistersあにまの中にある異なる4つの表情を、「気持ちを上げる」という共通項を持ったダンスナンバーに乗せ伝えてきた。「教えてダーリン」でも、笑顔を浮かべ歌い躍ることを無邪気に楽しんでいたメンバーたち。歌詞の一節に記された「あふれる想い」ではないが、舞台上で輝いている姿を観ながら、「もっともっと」と彼女たちを求めたい気持ちがあふれ出していた。8人が「もっと求めたい」と歌声を届けるたび、その言葉を逆に彼女たちへ伝えたくて心が騒いでいた。
第二部公演
第二部のステージは、第一部の最後の曲として披露した「教えてダーリン」からスタート。つまり第二部のライブは、第一部から繋がる流れを持ちつつ、第一部と重なる曲がいくつかあるように、熱狂と興奮を導くもう一つのセットリストとしても形作られていた。
心躍る華やかなSEに乗せ、メンバーが舞台へ。ライブは、第一部で作りあげた明るく開放的なムードを呼び戻すように「教えてダーリン」から始まった。カラフルな新衣装を身にまとったメンバーたちが、満面の笑顔を浮かべ歌い踊りながら、仲間たちと陽気な音楽に乗せてはしゃぎだす。Sistersあにまが催したパーティへ、何時しかフロア中の人たちも参加。身体を揺らし、その場で飛び跳ねながら、舞台の上からあふれ出る「楽しい」熱を受け止めていた。
愛しい人への想いを、会いたいと願う気持ちをぶつけるように、Sistersあにまは「INNOCENT BLUE」を歌いだした。力強く走る楽曲に乗せ、それぞれの身体の中から沸き立つ熱い気持ちを、8人は想いを一つに歌いあげる。切なさも滲ませながら、彼女たちは募る想いを歌声とパフォーマンスにぶつけていた。なんて情熱的なライブだ!!
その情熱を彼女たちは、パワフルなダンスナンバー「Crazy for me」に投影。勢い良く駆けるダンスビートに身を預けながら、この歌でも8人は、身体中から沸き立つ情熱を迸る気持ちのままにぶつけていた。とても雄々しくて挑戦的な歌声だ。その中から切なさが滲み出ていたのは、彼女たちの心の裏側にある気持ちも映し出していたからだ。
楽曲は一気に力強さと華やかさを増してゆく。「Queen of〜」の登場だ。彼女たちは、強い意志を掲げた孤高の女王に変貌。愛しい人に甘えるのではなく、求める気持ちが強くなるほどに相手を激しく挑発してゆく姿を見せていた。心に隠し持ったサディスティックな感情を彼女たちはこの歌を通して解き放ち、気になる相手を、フロア中にいる人たちを攻めてゆく。強気な、何より華麗な8人の姿に触発され、気持ちが熱く掻き立てられる。このまま彼女たちに攻められながら、心も身体も征服されたい。
情熱的でエレガントな。でも、そこからは影を背負った表情も見えてきた。「アネモネ」を通しSistersあにまは、熱情した気持ちを歌声や激しいダンスパフォーマンスに変え、パワフルに突きつける。熱狂渦巻くライブに刺激を受け、気持ちはヒートアップしながらも、彼女たちの魔性の微笑みに心が溺れ、そのままひれ伏したい気分だ。強気な声と表情と、ときおり見せる笑顔を魅力に煽る8人たちの姿が、とても美しくて愛おしい。
ライブはさらに速度と迫力を増すように「shout」へ。熱を抱いて走る楽曲へ、8人は全力で熱情した歌声をぶつけていた。可愛い仕種も見せながら、それ以上に、感情を剥き出しに8人は客席中の人たちを挑発してゆく。いや、闘いを挑むような攻撃的な姿勢で、観客たちを熱狂の中へ飛びこんで来いと煽り、攻め続けていた。
これまでの激しい表情から、一変。「Precious♡memory」ではチャーミングな姿を見せながら、Sistersあにまは胸弾むカラフルでポップな歌を届けてくれた。甘えた素振りも含んだ愛らしい姿に心が蕩けそうだ。フロア中の人たちも大きく手を振り、その場で跳ねながら、「好き」という気持ちを告白するように歌う彼女たちの想いを、全身で、全力で受け止めていた。
MCでは新衣装についてメンバーたちが語りだす。自分の担当カラーを意識した人から、デザイン優先で作った人たちまで、それぞれの個性を活かした衣装に仕上がっているので、そこもチェックしていただきたい。
次に披露したのが、新曲の「諸刃の剣」。「格好いい系の曲」とメンバーも語っていたが、想像以上に激熱な、スピーディで熱量の高いシンフォニックでラウドなロックナンバーだ。メンバーたちも、これまで以上に凛々しい声で「諸刃の剣」を歌っていた。彼女たちは心の刃を振りかざし、観客たちを雄々しく攻めてゆく。可愛い乙女がいきなりぶち切れ、狂気の表情でせまりくるような、そんな地雷に触れてしまった感覚も彼女たちのライブに覚えていた。
Sistersあにまは、最後に気持ちを明るく染めるように「絶対結婚しような!」を歌いながら、観客たちを笑みあふれる宴の中へ連れ出した。間奏ではラップが飛び交えば、背景ではラインダンスを躍るメンバーたちの姿も。第二部では情熱的な姿を多めに提示してきたSistersあにまだったが、最後はみんなで楽しくはしゃごうと、アゲな楽曲を届けてくれた。誰もが理性のスイッチをオフり、楽しい気持ちへ導かれるまま無邪気に、笑顔ではしゃいでいた。
香月友梨奈からのメッセージ。
最後に、Sistersあにまを代表し、香月友梨奈が2周年を迎えての言葉を寄せてくれた。
「この2年間の中での大きな出来事といえば、一つ目がCD「Queen of~」のリリースであり、二つ目が今年8月に行なった1stワンマンライブになります。
CDはずっと出したいと思っていて、念願のリリースではあったのですが、発売した時期がコロナ禍にぶつかったことでリリースイベントが中止になってしまいました。ファンのみなさんと一緒に喜びを味わうことが出来なかったのは悔しかったんですけど。それでも、たくさんの方がSistersあにまの初CDを手に取ってくださり、今もCDを手にしては、「いい曲だね」と言ってくださる方が増え続けています。CD盤になることで、いろんな人たちの手元にSistersあにまの歌が渡りやすくなりました。もちろん、YouTubeなどでも楽曲は観れますけど。CDを移動中の車で聞いてるという言葉を聴くと、やっぱし嬉しさは異なります。そうやってSistersあにまの音楽を多くの人に知ってもらう機会が、CDのリリースによって生まれたことがすごく嬉しいんです。CDの表題曲の「Queen of~」は、当時「全力!脱力タイムズ」のエンディングテーマにも起用になりました。それを通して、Sistersあにまの姿を印象づけられたのも嬉しかったです。
そして1stワンマンライブについて。Sistersあにま単独で公演をやった経験はありましたけど。「ワンマンライブ」という形で行なうのは、今年8月のTSUTAYA O-WESTでの公演が初めてでした。メンバーでセットリストを組んだり、いくつかのグループを組んでパフォーマンスをするなど、ライブ中にやりたいアイデアを出しては、みんなで実現させました。他にも、ジェットスモークや銀テープなど、ワンマンならではの演出を仕掛けられたのも楽しかったです。
こうやって2周年の日を迎えて感じるのは、長いようであっと言う間だったということ。この前デビューしたばかりのような気がするんですけど。年月的には2年経ちました。2年という期間は、世間から見たらまだまだ短いと思うのですが、これからもSistersあにまとして歴史を重ねていけたらなと思います。
Sistersあにまはアニソン系アイドルとして活動をしています。3年目も、日々の積み重ねでどんどんレベルアップしていきたいのと同時に、アニソンやアニメに関わる機会を作りたいです。もちろん、それが狭き門ではあるのもわかっています。でも、一人一人がパワーアップしていけば、グループのパワーアップにも繋がるし、パワーアップしたSistersあにまを「良いな」と思ってくださる方が増えれば可能性も広がると思います。3年目以降、4年目、5年目と活動を続け、日々進化しながら、「どんどんSistersあにまは良くなっていってるな」「年を重ねるごとにSistersあにまはどんどん良くなっていってるから、みんなに知って欲しい」とみんなが思ってもらえる存在になっていきたいなと思っています。アニソンを歌うことを目指してこれからも頑張っていきます!!そして、アニメやゲームのタイアップをお待ちしています!!」(香月友梨奈)
TEXT:長澤智典
Sistersあにま Web
http://one2one-agency.jp/idol/sistersanima/
Sistersあにま twitter
https://twitter.com/sisters_anima
Sistersあにま YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClHEgt3jWZhkNMR9OuTI76g
Sistersあにま Queen of 〜 MV
セットリスト
1部
「mirrorge」
「Queen of〜」
「絶対結婚しような!」
「教えてダーリン」
2部
「教えてダーリン」
「INNOCENT BLUE」
「Crazy for me」
「Queen of〜」
「アネモネ」
「shout」
「Precious♡memory」
「諸刃の剣」
「絶対結婚しような!」
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歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
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