2014-10-18

Derailers、デビューアルバム収録「Master Blaster」のMVが完成

Derailersがアルバム『A.R.T』より「Master Blaster」のMVを公開した。

12月3日に1st フルアルバム『A.R.T』でメジャーデビューを飾るDerailers。突如として発表されたそのニュースは、バンド好きな音楽ファンだけでなく、ジャンルの垣根を越え、さらには音楽業界関係者をも含めて大きな話題と注目を集めることになった。

Derailersのギターを担当するのは、元THE MAD CAPSULE MARKETSのギターリストであり、脱退後は布袋寅泰や大黒摩季、吉川晃司等を先鋭的なギタープレイで支え、楽曲提供やアレンジ活動などを精力的に行いギターリストとして業界内外から高い評価を受けているAi Ishigaki。ベースにはVAMPSをはじめ、布袋寅泰、土屋アンナ等のボトムを支え、その他にも様々なアーティストへの楽曲提供やレコーディング活動で、多くのアーティストから高い評価と大きな信頼を得ているJu-Kenが担当する。そして、ボーカルを務めるのが15歳にしてそのキャリアをスタートさせ、2007年に18歳の若さで「Road to 横浜レゲエ祭」にて最年少優勝を飾り、一躍その名を全国へと知らしめ、今も毎週のように現場でオリジナルを磨いては真夜中のクラブから数多くのビッグフェスまで幅広いリスナーにブレないメッセージを発信し続ける“ラガマフィンディージェイ"のRueedである。

そんな年齢もキャリアも、音楽的バックボーンも異なる3人が、お互いのスキルとアイデアを惜しみなく出し合いながら創り上げた音は、聴く者を魅了することに疑問の余地はなく、注目が集まるのも納得である。そして、それは音だけに限った事ではなく、初のアーティスト写真と今作のジャケット写真はまるで絵画作品のようであり、アルバムタイトルが『A.R.T』と名付けられたことともリンクしている。

今回のMVは、生身の映像作品はDerailersとしてこれが初となるのだが、さすがの表現力である。一足早く公開されたクールなアートワークとはまた違い、映像の中にはクールの中に彼らの遊び心が随所に垣間見える作品に仕上がっている。音と映像、そしてアートワークをここまで高いレベルで全てリンク付けし合い、融合を図れている作品はそうないのではないだろうか。まさに「脱線する者たち」というバンド名に相応しく、規定の型にはまらない彼らの作品と、強いてはDerailersというバンド自体の全貌が楽しみでならない。聴く側の我々も脱線する準備をして新作を待とう。

■「Master Blaster」MV


■アルバム『A.R.T』
2014年12月03日発売
TKACA-74172/¥2,857+税
<収録曲>
M1.Master Blaster
M2.NEW WORD, NEW WORLD
M3.My Town
M4.Satisfaxion
M5.I'm Free
M6.UZU
M7.MARY JANE
M8.Coolin'
M9.夢みたいな
M10.Good Vibration
M11.重い空気に羽
M12.A WAY

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