2013-05-20
【スネオヘアー】時代や流行に左右されない13の楽曲を収録した8枚目
セルフタイトルアルバム『スネオヘアー』から2年、8枚目のアルバム『8 エイト』が完成した。前作同様、“長く聴けること”を意識して作られた今回のアルバムに込めた思いを、じっくりと語ってもらった。
──『スネオヘアー』というセルフタイトルのアルバムから約2年、8枚目のアルバム『8 エイト』が完成しましたが、今回はどんな作品にしようと思っていましたか?
「前作は、下世話なアレンジではないところに落とし込みたいなっていう気持ちで作ったんですね。日常感というか、日々思うことだったり、見えている景色だったり、あまり時代や流行に左右されないような曲が詰まったアルバムにしたいなって。今回も基本的にはその気持ちは変わっていなかったので、前回のアルバムの延長上にある作品ですね。」
──前作と同じスタンスで、今やれることをやろうと?
「そうですね。より色濃くプッシュしていこうかなって。1曲目の「ブライトン」という曲がリード曲になっていて、ビートの聴いた曲になっているんですけど、その他にリード然とした曲があまりなくて、いい意味で、地味なアルバムだなって思ってるんですけど(笑)。」
──前のアルバムのインタビューで“長く聴ける作品”ということを言ってましたが、そういう意味では今回のアルバムも長く聴ける作品だと思います。
「シーン全体がどういう方向に進んでいるのかは分からないんですけど、“すごく忙しいな”って感じるんです。音楽の聴かれ方も音楽自体のサイクルも。もっとゆったりと1曲が長く聴かれるようにならないかなって思いましたし、そういう曲を作らなきゃいけないんだなってことも考えたりしました。今の風潮を追いかけたり、それに寄り添ったりするよりも、“いいね。いいけど、地味だね”って言われるかもしれないけど、それを徹底していって、その地味な曲を聴いてもらうっていうのが自分では一番いいんだろうなって思うんです。聴き手に対してはサービス精神に欠けるのかもしれませんが。」
──即効性よりも、長く聴いても飽きがこないような曲を目指しているということですか?
「そうですね。自分の音楽は趣味でやってるわけじゃないけど、趣味性が強く出ていれば、それが表現になっていくので、地味だけどいい曲であればいいと思ってるんです。」
──12曲目の「game over death」でミュージックビデオを作られたんですね。
「レーベルのA&Rの方から“この曲のミュージックビデオを作りませんか?”って言っていただきました。そう言っていただけるのはありがたいことだと思っています。」
──「slow dance」ではストーリー性の高い映像作品になっていましたが、今回はかなりシンプルな感じに。
「「slow dance」のミュージックビデオの撮影は大変でしたからね。今回はあんなふうに着せられるのはイヤだなって(笑)。なので、今回はシンプルに、僕が演奏しているシーンが中心になっています。」
──バンドセットが設置されていましたが、実際に使った機材なのですか?
「ドラムセットもベースも…あとエフェクター類もレコーディングで使いました。ベースアンプ以外は自分の楽器を持ち込みましたね。」
──あと、バスケットボールゲームとか、懐かしい感じのモノが登場したりしますが。
「工業製品とかを舐めて撮ってあげたら美しかったりするので、撮ってもらうことにしたんです。ゲーム機も工業製品も今のほうが技術的に優れているとは思うんですが、前の時代のもののほうがデザインが秀逸なんですよ。」
──今はよりシンプルに、小型化される傾向がありますしね。
「そうなんですよね。」
──話は変わりますが、“8 エイト”というタイトルは、いろんな候補があった中から選んだものなのですか?
「曲のタイトルもアルバムのタイトルも、いつもは後で考えたりするんですけど、これはレコーディングをしてる時から“8”でいいんじゃないかなって思ってました。8枚目のアルバムですからね。最近は曲単位で聴かれることが多いので、アルバムとして聴いてもらえることが減ってきているとは思うんですが、アルバムっていうのは作り手にとっては醍醐味というか、すごく意味があります。それが8枚も出せてきたということを考えると、いろいろと思うところがありますね。あと、前作で自分の名前を付けてしまいましたからね。そうすると“スネオヘアー2”って付けるぐらいしかないんです(笑)。」
──いろんなタイプの曲がありますから、“8 エイト”というタイトルのほうが、聴き手にイメージを限定させないという意味ではいいのかもしれませんね。
「はい。タイトルとかに音楽以外の情報があまりないほうがいいかなっていうのは、周りのスタッフの人たちとも話をしていました。アートワークに関しても同じですね。」
──ジャケットは刺繍ですよね? “SUNEOHAIR EIGHT”という文字とスネオさんの顔の。
「そうそう。自分の顔がそのまま出るのがイヤだなって思って(笑)、アーティスト写真も含めて、自分の顔をそのまま出さないほうが良いんじゃない?っていうことも話したら刺繍という案が出てきたので、“刺繍、いいすね!”って(笑)。」
──デビュー10周年を経て11年目ということもありますが、今後、どんなことをやっていきたいですか?
「すごく近いところでは、宅録アルバムを出したいなって思ってます。より個人的な内容で、インストもある作品を。」
──面白そうですね!
「何年も前から構想はあったんですが、“よし、やるぞ!”って思ったのは去年ぐらいからで、ようやく取りかかれる状態になりました。」
──“作れたらいいな”ではなくて、すでに作り始めてるということですか?
「はい。今回のアルバム『8 エイト』と、どれぐらい音の差別化ができるのか楽しみながら作っています。」
──完成を楽しみにしています。
取材:田中隆信
(OKMusic)
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
их Хорватии в Словакию
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рейтинг хостингов 2016 в россии
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