2015-07-09
sads、狂乱のツアーが七夕の夜をもって終了。 8月・9月には女性限定ライヴ、10月には好例のハロウィン公演も決定!
7月度のツアーが毎年恒例となりつつあるsads。今年は6月18日に東京・恵比寿リキッドルームで開催されたFC会員限定ライヴを皮切りに『midst of mayhem』と銘打ちながら展開され、浜松、名古屋、そしてさらに大阪での二夜公演を経て、7月7日、東京・赤坂BLITZでの公演終了をもって着地点へと至った。
ツアー・タイトルは、直訳すれば“騒乱の只中”とでもいった意味合いになるだろうか。そして午後7時過ぎに「Honey」で幕を開けたステージは、まさにその言葉を体現するかのような、3時間超の狂乱となった。アグレッシヴとか過激とか、そうしたロックの激しさを象徴するさまざまな言葉を束にしても言い表せないほどの熱が、それだけの長時間にわたって持続していたのだ。具体的な演奏内容に関しては別掲のセットリストをご参照いただきたいところだが、とにかく改めて痛感させられたのは、K-A-ZやGOのソロ・パートや、クボタケイスケを含む3人でのジャム・パートですらも退屈とはまったく無縁で、延々その音の洪水に浸っていたいと思わせるほどなのに、そこに清春の絶対的なヴォーカルとステージ・プレゼンスが加わるという、このバンドの成り立ちのすさまじさだ。
また、ライヴ後半は必殺チューンの連続となったが、今回のツアー中に会場限定販売されていたシングルDVDに収録されているK-A-Zの作曲による最新曲、「May I Stay」が確実に新たなキラー・チューンの仲間入りを果たしていた事実も付け加えておきたい。ツアー初日の時点では消化不良気味なものを感じていたというメンバーたちだが、公演を重ねるごとに上り調子に階段を熱を高めてきたという今回のツアーが、まさに最高潮に達した夜だった。7月7日という日付について、多くのファンはこのバンドのデビュー記念日として記憶していることだろう。が、今の彼らは、あの当時のsadsと呼称こそ同一でもまったく異なった存在になっていると言っても過言ではない。そうした意味において、sadsはまさに自らの過去の像を音殺してしまったのだと解釈してもいいかもしれない。
そしてこの夜、アンコールの途中、清春の口からフライング気味に吉報が届けられた。しばらくライヴがないものと思われていたが、8月と9月にはなんと女性限定ライヴが、そして10月には恒例のハロウィン公演が行なわれることが決定したのだ。まず女性限定ライヴはsads female only『FOR BITCHES』と題して東京と大阪にて開催。ありがちな“girls only”といったタイトルを掲げるのではなく、sadsに音殺されることを愛してやまない女性たちを敢えて蔑称で呼んでいるあたりは、まさにこのバンドならでは。「ビッチの皆さん、来てください」という清春の煽りにも、歓喜に満ちた嬌声が飛び交っていた。昨年、黒夢が“boys only”公演を行なった際には悔し涙を飲んだ女性ファンがたくさんいたはずだが、今回はその真逆ことが起こることになりそうだ。
そしてハロウィン公演に関しては、実際のハロウィンの前週にあたる10月24日、東京・品川ステラボールにて『evils halloween III』と銘打ちながら行なわれる。その表題どおり、今回が三度目の開催となるが、例年、さまざまに趣向を凝らしながら通常のライヴでは絶対に目にすることのできない場面がふんだんに盛り込まれたものになっているだけに、今回も見逃すわけにはいかない。しかもこの3本に加え、9月30日にはこの夜と同じ赤坂BLITZでのlynch.との公演も決まっている。つまり8月にも9月にも10月にも、sadsのライヴが堪能できるというわけだ。
ライヴ序盤、清春は「来年、アルバムを出したいと思っているんで」と言い、しかも新たな展開を匂わせていた。すでに新しい局面に突入しつつあるsads。その可能性はまさに果てしなく広がっている。
TEXT : 増田勇一
■『FOR BITCHES』females only
8月25日(火) 渋谷CLUB QUATTRO
9月29日(火) umeda AKASO
■『evils halloween III』
10月24日(土) 品川ステラボール
【関連リンク】
sadsが会場限定発売のMVシングル「May I Stay」トレーラーを公開
lynch.×sads、9月に2マンライブ開催決定!
清春、3年ぶりの新作&待望のソロツアー開催を発表
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
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