2016-01-26
Tokami、60分一本勝負のガチンコバトルで作りあげた火照った熱狂!! 続きは新宿ReNYのワンマンで!!!!!
1月25日(月)池袋サイバーを舞台に、Tokamiが「Tokami 60分限定無料ワンマン「H.B.1000.F」」と題し、観客たちと「60分一本勝負のバトル」をブチ噛ました。
この日はドラマー1000のバースデーも兼ねた内容であり、同時に、通販/ライブハウス限定DVD『=Advent Gibeon=』の会場先行発売も行われた。
ライブは、Agatoの野太いスクリーム声から幕を開けた。低音の聴いた豪圧な音が塊となって客席へ降り注いでゆく。重いウネリの上で、朗々と嘆きの歌を唱えてゆくAgato。
冒頭を飾った『アネモネ』に手の花咲かせながら、間奏では頭振り乱し、5人の熱を観客たちは受け止めてゆく。幕開けは、戦いというよりも、Tokamiの描き出した大きく重い音の唸りの中へ観客たちを包み込む形のもと始まった。
気持ちを昂揚の境地へ導く、祈り嘆くような歌が響きだした。その声を合図に、楽曲は一気に激しく轟きだした。Tokamiは『葬影送り火の空』を叩きつけ、観客たちの荒ぶりたい感情へ熱い刺激を注いでゆく。
気持ち高ぶらせる歌と重く突き刺さる音の衝撃へ、心地好く手の花咲かせ溺れてゆく観客たち。熱狂の階段を駆け上がる環境は、早くも整った。
印象深い歌始まりの『追憶の葬、弔いの蒼』が流れだした。一瞬で、魅惑的な歌へ心惹かれてゆく観客たち。低音の聴いた重厚な音で攻めながらも、その歌声は身体を、心を揺らす心地好い昂揚を与えてゆく。
そう、身体は熱を欲しているが、心は揺れるときめきに浸りたい。そんな二つの衝撃に触れ、大きな手の花揺らす人から身体を小刻みに揺さぶる人まで、そこにはいろんな楽しむ風景が描きだされていた。
破壊的な、ラウドな音の衝撃波が舞台上から放たれた。グロウル混じりに観客たちを煽ってゆくAgato。サビでは胸くすぐるキャッチーな歌を届けながらも、他のセクションでは熱い衝動を投げかけてゆく。何時しか観客たちも、『Addicted Lover』の演奏に合わせ、拳振りながら、熱した衝動をその身で嬉しく受け止めていた。
ヒステリカルでフリーキーな、でも、これまで以上に重厚な音を武器に、Tokamiは訪れた人たちの感情を爆撃し始めた。いや、サウンドは重いが、歌はなんて艶かしいんだ。二つの痛い魅力が重なりあうことが、何時しかその歌を共に口づさみたくなる嬉しさが、『poker face』の魅力だ。
「こっから一気に奈落の底へと落してやる!!」。 轟き渡る黒い衝動と衝撃。ダーク/ラウド/スクリーモ、どんな言葉で形容しようが、『Venom』が導いた重厚な音の唸りに巻き込まれたら、我を忘れ騒ぐのみ。重い音に身を預け全力で跳ね続ける観客たち。
中には、恍惚の絶叫上げる人たちも。剥き出しの感情と感情とを戦わせる、まさにバトルの様がそこには描きだされていた。
最後は、会場中の人たちが振りで一つになった『Crimson Sky』だ。歌に酔い、でも、豪快で厚みのある音へ身体は武者震い立ってゆく。なんて胸に響く歌なんだろう。間奏では折り畳みしてゆく光景や絶叫のコール&レスポンスしてゆく様、何度も何度も逆ダイし絶叫交わしてゆく風景までがそこには描きだされていた。
暴れたい、騒ぎたい、もっともっとTokamiの音楽に触れ合いたい、そんな頂点を求め熱し、火照った感情を全身に感じたまま、本編は終了。
誕生日だったドラマー1000のバースデーを祝福しつつ、アンコールで叩きつけた暴れ暴走ナンバー『憂鬱なる不確かな明日、微笑みの先についた嘘』へ、誰もが感情を全力投球。
舞台上も客席も、余力残してなるものかと力の限り拳振り上げ、頭振り乱し、サビでは咲き続けていた。満面の笑顔で暴れはしゃぎ続ける、その姿のなんとキラキラしていたことか。「俺たちの生きる励み」というAgatoの言葉通り、その様を知らしめた熱狂のバトルライブを、Tokamiは繰り広げていた。
正直、60分という短い時間で満足を得れるほどTokamiのライブは薄いものではない。むしろ、もっともっとという欲求を携えた状態で幕を閉じたからこそ、早くTokamiのライブへ触れたくて仕方ない衝動に全身が支配されていた。
もっと長い熱狂に身を溺れたい、それを味わうためにも、6月29日に新宿ReNYで行なうワンマンライブに足を運ぶしかなさそうだ。
TEXT:長澤智典
【セットリスト】
『アネモネ』
『葬影送り火の空』
『追憶の葬、弔いの蒼』
MC
『Addicted Lover』
『poker face』
『Venom』
『Crimson Sky』
アンコール
MC
『憂鬱なる不確かな明日、微笑みの先についた嘘』
Tokami Web
http://tokami.heavy.jp/
★LIVE情報★
2016年6月29日(水) 新宿ReNY
Tokamiワンマン「Unknown Sanctuary~a place of your own~」
OPEN: 17:30 / START 18:00
前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000 ※Drink代別
出演:Tokami
※当日重大発表あり
※入場者特典あり
【チケット】
http://sort.eplus.jp/sys/
■バンド予約(ペアチケット)
■当日券(ペアチケット)
※ペアチケットは1枚で2名入場可能となります。
※ペアチケットは1枚で1名の入場も可能となります。
Tokami ニューアルバム [Metamorpha]
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キズ / 『仇』
来夢さんの歌詞ほんとにグッと来る。この先ずっとかっこいい歌
詞歌ってて欲しい。
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Neverland / 『HumaNOISE』
歌詞合ってる?
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
ジャケットイラストのギャグが最高です
咲人さんのイラストに影響されて女性の友達とクリスマスに
シードルを飲もうと考えました 断わられました
咲人さんの絵は手つかずの新雪のよう 語学の勉強も真面目
です
咲人さんの絵はとても良いのでこれからも描き続けてくださ
い 独創的かつ笑えるイラストです 好きです
JAKIGAN MEISTER / 『Bhava』
インサクリファイスが好評です ナイトメアメンバーで仲間
の飲み代をまとめて払うと雑誌で語っておられた咲人さん
ナイトメアでキリストはユダと詠まれていました 二年前の
Withはラクリマクリスティを意識したと知りました 咲人
さんのナチス嫌い発言
咲人さんにはキリスト教に対する照れのような感じを受けま
す キリストとご自分にとても似た意識を持っているのかも
しれないと思いました
downは意味を調べました 夜明け、でした
いつか一緒に朝日を見ようという歌詞に救われました
ジャキガンマイスターは咲人さんのセンスの良さが光ってい
ますね