2016-12-09

CANDY GO!GO!、最新アルバム『IDOROCK』全曲メンバーレヴュー、第ニ弾ニュースでは5曲を解説!!

 12月28日(水)にメジャー第1弾アルバム『IDOROCK』を2-TYPE発売するCANDY GO!GO!。本作には、立ち上げ時からCANDY GO!GO!のプロデュースを担うOKBを筆頭に、PERSONZの本田毅/ハシグチカナデリア/FEELFLIPという強力な音楽アーティスト陣が楽曲を提供。それぞれの個性を発揮した曲たちを、CANDY GO!GO!のメンバーたちが自分たちの色に染め抜いている。
インストナンバー3曲も含め、全部で15曲収録したアルバム『IDOROCK』。ここでは『JUMP×JUMP』『ワンチャン☆サマー』『With your Smile』『ゲッダン!ジェラシー!ラブラブユー!』『Walk below the rainbow』の5曲について語ったメンバーの言葉を紹介しよう。

『JUMP×JUMP』
作詞:菜月アイル 作曲:OKB、編曲:白土とおる

菜月アイル:『JUMP×JUMP』は、私が作詞を担当しています。端的に伝えるなら、夢に向かっていくための前向きソング。この歌で私がテーマに据えたのは、「心の鍵」。誰だって前へ進むうえで、いろんな壁や閉じた扉にぶつかることがあると思います。そういうときに、「こういう鍵があったらその扉を開けられるよね」「ここを開けるには、こういう気持ちの鍵が必要」など、いろんな鍵を自分で見つけては手に入れ、その鍵で扉を開けて前へ進んでいくことが大事になってゆく。「夢を切り開く」って、私はそういうことかな?!と思っていて。。。
夢をつかもうと前へ進むうえで、人は挫折も含め、いろんな壁に突き当たるのは当たり前にあること。そういうときに自分の心の中へは、気持ちを前へ向けさせるいろんな想いを持った言葉が生まれてきます。そういう言葉の鍵も、この歌詞から探してください。
タイトルからも連想されるように、曲調はDANCE&RAP調のFUNKテイストなアップテンポナンバー。ライブでも熱狂を描く、嬉しい見せ場を作っていける楽曲になりました。歌詞の最後の部分を「XXXXX」と記せば、あえて具体的な言葉を入れずに歌いました。何故ならそこの部分は、毎回のライブのたびに感じるままに生まれた言葉で歌おうと思っているからです。『JUMP×JUMP』をライブで披露するたび最後にどんな言葉が出てくるのか、そこも楽しみにしていてください。

『ワンチャン☆サマー』
作詞:なぎさりん、作曲:本田毅、編曲:本田毅

なぎさりん:PERSONZのギタリスト本田毅さんが作ってくださったメジャー第2弾シングルの『ワンチャン☆サマー』は、今までのCANDY GO!GO!にはないタイプの楽曲です。ライブだとパーティナンバーに感じれるんですけど、これ、ぜひ音源を聴いて欲しいんです。CDで聴いたら、夕暮れ時の夏の海という印象を感じれるように、ライブと音源では表情がぜんぜん異なる歌になりました。
歌詞に「待ってばかりじゃ勝てないぜ」と書いたように、「ワンチャンスを勝ち取るためには、守るのではなく攻撃あるのみ」という強い意志を、この歌には込めました。
磯野未来:ライブではとても弾けたパーティソングなのに、音源で聴くと「夕暮れ時の風景」が。しかも、「そろそろ夏も終わっちゃうね」という切なさも微妙に見え隠れしてきます。
菜月アイル:今のCANDY GO!GO!は攻撃的な姿勢だし、気持ちの上でガツガツしている。その姿勢と楽曲が、今回ぴったりマッチしました。

『With your Smile』
作詞:磯野未来、作曲:本田毅、編曲:本田毅

磯野未来:磯野が作詞をした、「若気の至り」をテーマにした青春ソングです。歌詞に「夜遊び」と記したように、高校生の青春時代を描写したような感じなんですね。具体的に伝えるなら、ちょっと遊びを覚え始めた子が、友達の真面目な子を夜遊びに連れ出していく。そんな雰囲気で書いています……が、それは表のテーマであって、裏テーマというか、本当に書きたかったのが「一緒にライブを楽しもうよ」という気持ち。ぜひ、裏テーマも理解したうえでこの歌詞を読んでください。
本田毅さんが作ってくださったこの曲はミドルテンポなんですけど、キャッチーなサウンドとメロディーが心地好い楽曲にも仕上がっています。ドライブしながら聞きたい爽やかな雰囲気を釀しだしているように、私は、海辺をドライブしている感覚で歌いました。
高城しおり:私、若干厨二病なんですよ。だから、この歌に出てくる真面目な女の子が連れまわされる気持ち、「わかる」と思いながら歌ってました。
菜月アイル:歌詞の面では、「まぁ、若気の至りとしてしょうがないよね」と納得してしまう部分もあったからね。

『ゲッダン!ジェラシー!ラブラブユー!』
作詞・作曲・編曲:ハシグチカナデリヤ

関根ゆみ:この曲は、関根がメインで歌わせていただいています。この楽曲は、ハシグチカナデリアさんに提供していただきました。歌詞に登場するのは、けっこう気の強い女性。でも、「本当はこうなんだよ」という女心も記されているように、そこがポイントになっているんですね。
最初はつんけんとした感じの女の子が登場するんですけど。「ここではもうちょっと甘えたい」という歌詞も出てくるように、彼女は可愛らしい女の子の面も見せていきます。だからレコーディングのときには、気の強い女性らしさと同時に、女の子らしい歌声も求められました。私、そういうのが一番苦手だから、頑張って女の子になって歌いました。
磯野未来:CANDY GO!GO!は、一度ハシグチカナデリアさんとも対バンさせていただいてる関係。何より、私はハシグチカナデリアさんの描く世界観が大好きなんです。楽曲はまさにハシグチカナデリアワールドだったからこそ、「しっかり歌いこなさなきゃ」と意気込んで歌いました。この歌、CANDY GO!GO!には珍しいセリフのパートも出てくるように、そこにも注目してください。

『Walk below the rainbow』
作詞・作曲・編曲:FEELFLIP

高城しおり:それが大きいことでも小さな内容だろうと、誰だって何かしら目指している夢や目標を持っていると思います。そこへ向かっているんだけど、なかなか到達することが出来ない。それで悩んでしまうことも実際多いんですけど。でも、一晩寝て気持ちをリセットしたら「なんとかなるさという気分になれるはず」という前向きなメッセージソングです。
 楽曲を提供してくださったのは、レーベルメイトでもあるロックバンドのFEELFLIPさん。今回は、プロデュースまでしていただきました。これまでのCANDY GO!GO!にはなかった、前向きな勢いを感じるスカパンクな曲調なのも特色の一つ。リードを取ったのは私なんですけど、スカ系の曲調を歌うのはすごく新鮮でした。めっちゃ速い演奏の中へ言葉がいっぱい詰め込まれていれば、キーも低かったので、レコーディングではかなり苦労しました。でも、この手のタイプの楽曲をアイドルが歌うことはないので、逆に新鮮だと思います。


次回のニュースでは、なぎさりんがいじめ問題をテーマに書いたCANDY GO!GO!一番ダークな楽曲『事件File.055』や、同じくなぎさりんが、いただいた楽曲を私物化した!?『クリスマスイヴ』などの楽曲を紹介したい。
 さらに、最新MVも公開。こちらもチェックして欲しい。
MV「ハイボールの制約」


TEXT:長澤智典

オフィシャルサイト
http://one2one-agency.com/
テイチクエンタテインメントCANDYサイト
http://www.teichiku.co.jp/artist/candy-gogo/

★MV★

MV「ハイボールの制約」

ワンチャン☆サマー

endroll

overdrive



★CD情報★

『IDOROCK』
12月28日(水)発売
・初回限定盤 TECI-1530 / 3,056+税 / アルバムCD+DVD
・通常盤 TECI-1531 / 定価:2,500+税 / アルバムCD

『before daylight』
『ハイボールの制約』
『overdrive』
『いつか忘れられない女になる』
『JUMP×JUMP』
『ワンチャン☆サマー』
『With your Smile』
『ゲッダン!ジェラシー!ラブラブユー!』
『Walk below the rainbow』
『Hybrid Love』
『事件File.055』
『クリスマス・イヴ』
『大切なお知らせ』
『The Sun Also Rises』
『endroll』

記事提供元:


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