あなたはそう おいしいという
あの子は絵の具で描き美しいという
彼は流しにひっくり返し嫌いという

卵ひとつとってみても
見え方はバラバラで この世界を照らしている
きっと僕らも一緒なんだよ

愛されることもある 愛されないこともある
でも君は君のままでいい 卵は卵のままであるように

雨上がりの光の輝きに名前はないように
砂漠に降る星屑にも 名前なんてないように
ここにあなたが生まれ生きていることに やっぱり名前はないけれど
空を染めた月のように 僕にとっては美しいこと

南の島の海じゃない
さびれた港の黒い海でしかない
でもここには 海より青い思い出がある

雨が川に名前を変え 川が海に名前を変え
僕たちも呼ばれ続ける 名前の箱の中で

でも でも

雨上がりの光の輝きに名前はないように
砂漠に降る星屑にも 名前なんてないように
ここであなたが卵を見ていることに やっぱり名前はないけれど
樹々を染めた 春のように 僕にとっては暖かいこと


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