ポケットのコイン 数えながら この街を飛び出した
よれたブーツ 水たまりを 跳ね上げて飛び出した

地平線に 影が映る あの場所まで行くのさ
劇的にさ ヒヅメの音 聞こえてきたりして
道の途中 山賊にでも おそわれたりおそったり
明日になれば それもきっと ただの笑い話さ

思うんだけど 感じたこと 焼きつけておきたいんだ
空の色とか 風の音とか どんな匂いとか全部
そしたらあとで あの場所でも その話をしようか
あの時君が 何を感じたか 俺も聞いてみたいよ

まぼろしだって それは現実さ 確かに俺 見たんだから
まぼろしだって それは本当さ 確かに君 見たんだから

悲しい時は それが全てで 嬉しい時は それが全てで
かまわないから かまわないから いつでも君のままでいてよ

まぼろしでも いいんだそれで 君がまぼろしでも


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