夜の帰り路 ひとり 鉄の塊に揺られ
なに気に眺めた 四角い枠の中
満ち欠ける月と僕の 顔がぼんやり反射(うつ)って
ノマれてツカれて 瞳を閉じてゆく…
三日月の舟に乗り 想い出のあなたへと
繋がったままのレールの上 肩寄せ合いたい
ひとが思うほど僕は そんな強い男でもない
詰められ揉まれて 毎日が過ぎてく
三日月の舟に乗り 後悔もするでしょう
現実(いま)を受け止められるまで ひたすら進もう
三日月の舟にのり 前に進めたのなら
見つからない答えもほら 解(ほど)けて
自分に嘘をつかなきゃ 誰かを愛せるかな
夜空に浮かんだレールの先 光を見つけよう
あなたの温もりに焦がれ 鉄の塊に揺られ
ぼんやり目覚めた いつもと同じ駅
さぁ 家に帰ろうか
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