鉛色の空 遠ざかる君に
僕は手を振れずいる
いつしか大空の キャンパスに何も描けないまま

気付いてた この世界が
彩りを失ったように
色彩を 無くしていった表情を

溶け落ちて いきそうな心
カケラを僕にくれ
この心はまだ消えてない
鳴り止んでいないから

落としてきたモノ 失ったモノを数えるうちに僕は
君がくれたこの 心の色まで落としてたんだ

気付いたよ この大空を
いっそ もう一度塗ればいいって 胸に残る 心の奥の色で

溶け落ちて いきそうな心
カケラを僕にくれ
この心はまだ消えてない
失っていないから

さよならさえ言えずに落ちてく
涙よ今止まれ

手を振ろう 遠ざかる君へ
過ぎてゆく青い時間
手を振るよ さよなら


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