始まりを知った
新しい風をきった
本気でそう思えた
振り返る口実と空回る両脚を
ぶら下げて行くんだ
焦れた日々に僕らは離ればなれ
どこかで会えるととぼけていた
悲しい事を言った
ある意味の誠実さ
その手のポーズはもういいさ
弄りあう本質と直に触る傷口と
どっちが笑えんだ
抱えたままで僕らはどこを見てんだろう
遠くを見てても気付かなかった
いつか見た様な手付かずの永遠は
短く刈り取られた記憶と共に
消えてった
抱えたままの僕らはどこへ向かうだろう
そう自分勝手にこじつけた世界に立つ
馬鹿げた僕らはそうずっと離ればなれ
もう一度会えると信じながら
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