石川智晶/涙

僕の空に季節はずれの雪が降る

石川智晶


word: 石川智晶 music: 石川智晶

『涙』収録

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  • ほら僕の空に季節はずれの雪が降って
    見上げた白く眩しいもの

    どこで生まれたとか 何をして来たとか
    そんな重ねて来た過去が体を重くさせるよ
    なのに悲しいくらいそれなしではいられない
    君に真っすぐ歩いても行けなくて

    ※ほら僕の空に季節はずれの雪が降るのは
    遅咲きの花には寂しい
    この白い毛布に隠れて咲くような人間に
    君は本気で話してくれないはずだから※

    無人の滑走路にいつまでも立てない人間を
    もうひとりの僕がその背中に吠えていた
    何も持たない自由がどれほど怖いものか
    知らずにこぼす言葉は空しいもの

    ほら僕の空に季節はずれの雪が降って
    見上げた白く眩しいもの
    僕に気休めの言葉の代わりに
    触った事の無い明日を見たような気がした

    この白の世界は今日より先の気づきを与えてくれるよ

    (※くり返し)


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