ほら僕の空に季節はずれの雪が降って
見上げた白く眩しいもの
どこで生まれたとか 何をして来たとか
そんな重ねて来た過去が体を重くさせるよ
なのに悲しいくらいそれなしではいられない
君に真っすぐ歩いても行けなくて
※ほら僕の空に季節はずれの雪が降るのは
遅咲きの花には寂しい
この白い毛布に隠れて咲くような人間に
君は本気で話してくれないはずだから※
無人の滑走路にいつまでも立てない人間を
もうひとりの僕がその背中に吠えていた
何も持たない自由がどれほど怖いものか
知らずにこぼす言葉は空しいもの
ほら僕の空に季節はずれの雪が降って
見上げた白く眩しいもの
僕に気休めの言葉の代わりに
触った事の無い明日を見たような気がした
この白の世界は今日より先の気づきを与えてくれるよ
(※くり返し)
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