夜が静かに降り積もる
僕は電車に揺られて
君の家へと急ぐのさ
小銭を鳴らして
君に見せたい物がある
君に話したい事がある
次の風が吹く頃には
呼び鈴を鳴らすよ
過ぎ去る景色に見とれてた
車輪のリズムを足でとった
つかれた空気の隙間から
見え隠れしてる 純粋なもの
考えてる 君の事を
君の声や 君のしぐさや 君のにおいさ
夜が全てを隠すように
町を眠りへと誘う
僕は扉にもたれて
窓の外を見てる
色んな事が分かりやすくなった
色んな物を許すようになった
ぼやけた夜道の向こうから
かすかに見えてる 純粋なもの
考えてる 君の事を
君の声や 君のしぐさや 君のにおいさ
車掌さん 少し急いでくれ
彼女が眠り出さないように
流される日々の隙間から
確かに見えてる 純粋なもの
考えてる 君の事を
君の声や 君のしぐさや 君のにおいさ
君の事さ
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