ブラインドの揺れる隙間に
光をみつけたそんな俺を
何錠かの睡眠薬
深い眠りに誘ってくれた

遠い記憶を夢に見た
その少年の顔はやさしく見えた

なぜか涙がやけに溢れて
止まらなかった あの日の歌
でも今のこの俺には
その歌はもう歌えないのか

だけど一人の夜はいやだ
俺を愛してくれるおまえを抱きたい

先も見えない夢に見た坂道を
無我夢中に駆け上がってきた
息を切らしてふと起き上がる俺に
細い手をさしのべてくれたおまえは

針を落としたあいつの歌
それは何も何も教えてくれず
俺は何を探してきたの
人を愛すこと憎むことか?

だけど一人の夜はいやだ
俺を愛してくれるおまえを抱きたい

先も見えない夢に見た坂道を
無我夢中に駆け上がってきた
息を切らしてふと起き上がる俺に
細い手をさしのべてくれたおまえは


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