誰かの風の跡
遠くでまだ揺れてる
夏の日よもう一度
心の灯をともして

ためらいがちな言葉で別れを告げて
歩き出す道はもう違うねと

風の季節に吐息集めて
お前とのたわむれ
波の音聴き 身体寄せ合う
忘れない情熱のしらべ

思い出のあの頃
少女のままいてくれ
抱き占めたら夏が
恋人まで連れ去る

他人の空似ばかりの行き交う女性(ひと)に
あきらめをなぞるような独り言

風の季節に吐息集めて
お前とのたわむれ
波の音聴き 身体寄せ合う
やるせない青春のとばり

波の音聴き 身体寄せ合う
忘れない情熱のしらべ


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