心とは裏腹の
綺麗な笑顔も 出来る様になった

憂鬱なこの日々が
誰かのせいなら良かったのにな

言葉の奥に 見え隠れする
微かな影に ただ怯えているだけ

思いつく言い訳は
考えた全部 もう使い切った

見透かされるから
ずっと誰にも逢いたくはなかった

心の果てに 消したはずの
微かに残る その温もりは

息をする事すら忘れてしまう程
焼き付いて離れない
君についた嘘

幼かった夢を
逃げ出すための 口実にして

足りない自分に
溺れるだけで泳ごうともしなかった

あぁ 君は何処だ?
あぁ 君は何処だ?

息をする事すら忘れてしまう程
焼き付いて離れない
尽きる事のない不安に

渇ききった涙 拭いきれぬ思い
不意に恋しくなった

君についた あの嘘


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